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でんきとえあこんとかぎ

暑い日が続きますね。
これでもまだ梅雨明けしてないなんて、どういうことなんだろか。秋田も連日30℃です。

旬菜みそ茶屋くらをで約三週間にわたって開催してきた「うなぎの寝床もんぺ展示販売会」は、盛況のうちに本日終了。創業100年の麹屋が6年前に始めた重伝建地域にあるこの食堂は、単なる食堂ではなく、食を軸としながらも、もっと広い、価値観や文化のようなものまでも体現し伝える場所として、また一歩踏み出せたような、そんな企画展だったように思う。

もちろん、遠く九州の福岡は八女を拠点に、自身を地域文化商社と名乗り「九州ちくごのものづくりを伝える」という命題を掲げ活動する、うなぎの寝床のみなさんの存在があったからこそ。

遠く離れた地で、麹屋が営む小さな食堂を勇気づけ、人との新たな関係性を誘引し、経済的にも貢献する。それがまた九州の伝統や文化にも寄与することになっているって、本当に素晴らしいなと、そばで見ていて本当に感心、感動した三週間だった。

ものづくりに携わる者の端くれとして、目指したい姿のひとつの形でもあり、大いに刺激を受け、考えさせられもした。

もんぺの撤収が終わり、どこか寂しげな女将の横で、新たなものづくりのため、ベルリン・鶴岡・能代をつないでのテレビ電話会議をしていたのだけれど、この場所でこのタイミングでこの打ち合わせをしたことに、何か不思議な縁と、前向きな運命を感じた一日でした。

すっかり日も暮れて、帰り際に置かれていた女将からの伝言。「4649」の四文字が、彼女の根性というか心意気を表しているような気がしたのは、この暑さのせいかもしれないね。

寂しげな女将の様子はコチラから。

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