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物語『GIFT from Cuba』

2002年。初めてのキューバ、首都ハバナ。空がオレンジに染まるころ。海岸通りの防波堤。釣糸一本で釣りをしていたカップルがいた。名前をロネルとロサと言った。それがロネル一家との物語の始まりだった。

出来事はみな<正確な偶然>だ。
 
それからロネル一家と一ヶ月を過ごす。本当の家族かのように親切にしてくれる。こんなに暖かい人間がまだ地球上にいたことに驚く。キューバが大好きになった。2003年もキューバへ向かい一ヶ月滞在。帰国の際には家族全員で号泣の別れ。

その後、僕は日本で忙しくなりキューバへは行くことができなかった。彼らに手紙を出し続けたが一切返信はなかった。

時は過ぎ2015年。元オバマ大統領が54年ぶりに国交再開をするという衝撃の発表をする。僕は即座に激動のキューバを撮影するためにキューバへと飛んだ。それよりもロネル一家との再会を楽しみにしていた。

12年ぶりのキューバ。早速ロネルの家へと向かう。ところが信じられないことに彼は無実の罪で刑務所に入っていた。12年ぶりの再会の夢が…。ありえない<正確な偶然>。僕が滞在しているたった二週間の間に三日間だけ仮出所してくるという。

キューバの歴史的な瞬間を撮りに行ったのだが、くしくもロネル一家の激動の三日間を追うことになった。息子と母。息子と父。家族。本当の幸せとは。本当に大切なものはなんなのかを教えてくれた涙のLOVEドキュメンタリー。


一本の静かな映画を観たようなそんな気持ちになった。
そしていつの間にか僕は泣いていた。
オダギリジョー

『GIFT from Cuba』on sale (Amazon)
写真教室にご参加の生徒さんには、特別割引&サイン付きでお渡ししております。

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■著者プロフィール
須田誠。東京出身。写真家/アーティスト
ニューヨークに滞在二年、世界撮影旅行二年を経て写真家となる。

帰国後、東京都写真美術館内のカフェにて開催した写真展が好評を博し、2007年『NO TRAVEL, NO LIFE』にてA-Worksよりデビュー。第5刷・25,000部を突破。ニューヨークにあるNY近代美術館 MOMAでも発売される。

EXILE、オマーラ・ポルトゥオンド(映画ブエノビスタ・ソーシャルクラブ)、等、多くのアーティストとコラボ。フランス雑貨プチコキャンとのコラボ作品はフランス本社でも好評を博す。世界中で人物撮影を中心にアート分野でも活躍。ファッション誌DUNE編集長林文浩氏、旅学編集長池田伸氏、EXILE・USAらから高い評価を受ける。

現在、毎月開催されている『須田誠 写真教室』は、すでに100期を越え、受講生は延べ2500名を越える信頼の都内でもおすすめNo.1の写真教室。

■WORKS:
・個展『NO TRAVEL, NO LIFE』ジャパン・ツアー
・NHK BS-1『東京ファッションエクスプレス』
・雑誌『月刊EXILE』
・雑誌『旅学』創刊号表紙
・Dance Earth/EXILE・USA アリゾナ・セドナで撮影
・高橋歩『World Journey(10万部)』に多数写真提供
・CDジャケット、アーティスト写真多数
・BS熱中夜話「一人旅」出演
・BEAMS Tから須田誠オリジナルTシャツ発売。
・ファッション専門学校VANTAN、自由大学などで、講義、文筆活動なども精力的に行う。

■著書:
GIFT from Cuba/いろは出版刊 2017年10月発売!
NO TRAVEL, NO LIFE/A-Works刊 現在第5刷 25,000部突破!!! 
 五度目の舞台化! 全公演完売!
・DANCE EARTH(Arizona)/EXILE・USA  A-Works刊
・パパ・BOOK/A-Works刊
・WORLD JOURNEY/高橋歩著 A-Works刊
・平和を考える3600秒 子どもの写真で見る 世界のあいさつことば/
 稲葉茂勝著 今人舎刊
・恋に落ちてベトナム(電子書籍)/マイカ
・トラベルフリーク・テックス・リミックス(電子書籍)/マイカ

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