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「自分の身体を信じることができる」という感覚の訪れ

今日も朝からヨガに取り組み、ゆっくりと呼吸をしながら、少しずつ身体を緩めました。

その中でふと、「今日は自分の身体を信じることができる」と思える瞬間がありました。

身体の様子は日々違っていて、たとえば片足立ちをした時にバランスが取りやすい日もあれば取りにくい日もあります。

一見すると身体は左右対称ですが、実際に身体を動かしてみると左右非対称で、その差を縮めてゆく、対称性を取り戻してゆく中で自分自身とつながる感覚が深まってゆくような気がします。

話を戻すと、今日の身体は左右のバランスが均等で、ゆらぎが比較的少なく感じました。

そんな時に「今日は自分の身体を信じることができる」と思えるというか、バランスを崩すかもしれないという不安がないというか。

心を決めてスッと。シンプルに身体を動かす。

天井と床の両方から、上と下から引っ張られているような緊張を保ちつつ。

動作も気持ちも、とても静かだったように思います。

諸世界において、人は五部分から成る旋律を尊崇すべきである。ヒンという音は大地である。プラスターヴァは祭火である。ウドギータは空界である。プラティハーラは太陽である。ニダナは天である。以上は〔下から〕上に〔対応させる〕場合である。

岩本 裕 編訳『ウパニシャッド』

次に、逆に〔上から下に対応させる〕場合には、ヒンという音は天である。プラスターヴァは太陽である。ウドギータは空界である。プラティハーラは祭火である。ニダナは大地である。このことをこのように知って、諸世界において五部分から成る旋律を尊崇する者には、上昇する諸世界と逆行する諸世界とが助長される。

岩本 裕 編訳『ウパニシャッド』

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