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2022年12月議会の一般質問

五城目町は12月に入り、雪が降ってきました。
これから寒い時期が続き、除雪なども行う機会が増えてくると思います。
昨年の豪雪は過去20年間の中で2番目に多い除雪費用がかかった一年でもありました。

12月の議会質問の中では、こども議会など今年初行われてきた事業についての振り返りなども行っていきます。


1 業務量の平準化に向けて

(1)  一人当たりの残業時間の多い・少ない(※)部署はどこか

(2)  残業時間数(2022年度)は部署ごとに月平均何時間になっているか。また月平均で最大の残業時間となっている部署はどこで、何月か。またその要因は。

(3)  1年前、RPA導入の質問を行った際に、当局からは「導入にいたるまでの業務量に達していない」という回答があった。改めて現時点でもRPAやAI導入による業務の効率化や業務の部署間シェアは必要ないのか。

※算出基準としては、一番多い残業時間がある部署の月を基準として、各部署の一人当たりの残業時間数を計算してください。

2 こども議会のKPI策定へ


(1)  山形県遊佐町ではこども議会を平成15年から継続して行い、18歳の選挙投票率(R3衆院選挙時)が63.53%となっている。五城目町の18歳時の選挙投票率は何%か。

(2)  来年度からのこども議会の本格実施に向けて、5年後のKPIとして、当町における18歳時の選挙投票率などを設定することが望ましい。町の考えは。

(3)  今回のこども議会を試行期間として振り返った際に成果と課題、また本格実施に向けての改善点は。

3 こども園の各学年の休園回数は

(1)  今年度のこども園の各学齢の休園(学級閉鎖)回数は。また、感染症対策に伴う微熱や鼻風邪などによる保護者の今年度の呼び出し回数は各学齢後毎に何回か。

(2)  こども園の方針として、幼稚園ではなく、保育園の機能を望む保護者からは、幼児の運動後の微熱や多少の鼻水で毎回呼び出しがかかると仕事を辞めざるを得ないという切実な声が聞こえる。当町では、基本的に他のこども園の選択肢がない。改めて、こども園に感染リスクの軽減へ保護者の協力は前提にあれど、保育機能を求める保護者の気持ちを理解した対応を望みたい。町の考えは。

(3)  大川こども園分園と、森山こども園それぞれの場所や立地を活かし、例えば37.5度を超えない微熱状態の子どもは一時的に大川分園で預かり、保護者へ情報共有をしながらなるべく呼び出しを行わないような対応をするなどの工夫は行えないか。

(4)  これらの状況を踏まえ、過去行った町民全体のアンケート結果には回答者の年齢構成の偏りから、病児保育のニーズが数値に反映されなかったかもしれないが、現在こども園に通い保育園ニーズを持つ保護者に向けて病児保育のニーズを聞いてみるのはどうか。

 

4 町内の子どもに向けた次の施策は

(1)  今議会に提出されている給食費無償のための基金創出や昨年3月末に実施された高校生までの医療費無償などここ数年で町内の子ども向け環境が充実してきている。一方で全国的にも子どもの人口は減り続け、町内でもその傾向は変わらない。病児保育など、今後の移住施策や町内の家庭支援を考慮し、町が次に検討していくべき子ども施策は何か。

 

5 教育留学施策の柔軟な対応は

(1)  県外の教育留学希望者の申込みはすでに受け入れがあるようであるが、県内の希望者は受け付けないという対応があったと町民の声があった。五城目町の教育資源に関心を持ち移住を検討する希望者は今後も増えていくと考えられる。県内の移住者に向けても、教育留学の制度を使わなくとも、柔軟に部署間を超えての対応と県内の移住や教育留学希望者への積極的な発信と対応が行われるべきではないか。町の考えは。

6 森山登山道の整備は

(1)  五城目ファンミーティングでも、森山登山道の整備などが行われ、町内外にも広がりつつある森山を生活観光の1つにしていく動きが進むものと思われる。しかし、現在の擁壁破損後にその道路を全部封鎖して通行止めにすると、登山道路自体がつながらなくなり、足腰が不自由な方や、町外から山頂の景色を見たい車で山頂を目指す人のルートが今後遮断されることになる。事業者の要望をそのまま受け入れるだけでなく、生活観光につながるコラボレーションや危険箇所の整備など対応は様々行えるはずである。町の考えは。

(2)  本受け入れを承諾した場合に、森山山頂に年間を通じて登る人数、当町に与える経済的波及効果、それぞれの減少は年間どれぐらいを想定しているのか。

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