子ども若者支援を考える その2
ふくしとぼうさい日記741日目。
日々の活動から、街の課題解決のチャレンジをしています。
今日は、午後によこはま地域福祉研究センターさん主催の「子ども若者の育ちと自立を考えるセミナー」に参加してきました。
よこはま地域福祉研究センターさんには大変お世話になっており、昨年は事例集の作成にご協力をさせていただいたりなど、多くの学びをいただいております。
計4回のセミナーの2回目の今日は、「一泊500円 「やどかりハウス」 が街を変える!
~奪われたチカラを取り戻すための「のきした」作り~」をテーマに、長野県上田市で活躍されている元島生さんのお話と、ワークショップでした。
心の居場所を失う子ども ・ 若者たちに、「生きるチカラ」 をどれほど信じられるか!についてのお話です。
長野県上田市の街中で始めた1泊500円で泊まれる宿やどかりハウスには「家庭」から逃れてくる若者が最も多く、1年間で100名近くの利用がありました。
制度や法律含め「社会」が子ども(若者)一人助けられない光景を何度も見ました。
その背景には経済活動の為に分断された私たちの生活や、人間としての自信や力を奪われてしまった私たち自身の姿が見え隠れします。
そんな中、やどかりハウスを起点としながら、私たちが力を取り戻すための「出会い直し」の場作り“のきした”という活動を続けておられ、総合的な子ども・若者を含めた人の輪を作ること場を作ることのお話をいただきました。
多くの困難を抱えてSOSを出せない子ども・若者の、LINEという窓口での相談、宿泊受付という形での相談、居場所からかかわる相談、支援としない一緒にいる場としての位置づけ、今の逗子にない様々な取り組みと視点に、とても驚きました。
休憩時間も、終了後もたくさんお話を聞くことができました。
私達がまだ見えていない子ども・若者のSOS、家庭のSOSをどうやって地域で受け皿を作るのか、もっともっと考え、行動していかなくてはいけません。
今日もすばらしい機会をよこはま地域福祉研究センターさんにいただきました。
ありがとうございました。
子ども若者支援体制の整備、新たな一歩を踏み出してみます。
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