知恵と、ライフと、ライフコーチと
人類史上最高の知恵を神から授けられた賢者王ソロモン。
賢者王は生涯かけて、知恵の言葉をコレクションし、自らも書いて、それらを編纂したものが箴言とコヘレトの書として、聖書に収められている。
今日の聖書の言葉。
知恵ある者と共に歩けば知恵を得 愚か者と交われば災いに遭う。
箴言 13:20 新共同訳
上記も、ソロモンの指輪の証印が押された知恵の言葉なわけだ。
ところがね。。。最高の知恵を持っている、ということと、その知恵の通りに生きる、ということは、どうも別らしい。。。
それが証拠に、賢人王ソロモンは晩年に、異国から迎えた1000人もの正妻と側室に勧められるまま、異国の神々の偶像を祭り、香を焚き、祈りを捧げる、という行為に及んだんだ *¹。。。
こうしてソロモンは、父祖伝来のアブラハム、イサク、ヤコブの神である主に背く罪を犯してしまった。ここから、神の祝福はイスラエルの民を離れて、国は凋落の道をたどり始める。。。
このことは、単に知識や知恵をたくさん持ってても、それを生き損ねることがある、という教訓だねー。
いま、コーチングとかライフコーチというサービスがある。現代人がこの時代をどう生きたらいいか、悩みは尽きないけど、あたかもランナーにコーチが伴走するみたいに、ライフコーチがあなたの生き方を指導してくれる、というプログラムのことだ。パーソナルコーチングとも。
知識や知恵をインプットしてくれるだけでなく、それをリアルに生きれるように、あなたの人生の同伴者としてお助けしますよ、というわけ。
でも、ライフコーチを頼むには、すごいお金がかかるから、ごく一部のひとしか利用できないよね。平均相場で1時間1万円から3万円だってさ。。。
いったい誰がわたしの人生のコーチをしてくれるの？
ご心配なく！ すごいスペシャルコースが提供されているんだ。
イエス・キリストは、十字架にかかり復活し、天に昇って行って、そのあとは人間をずっと放置している、というわけではない。イエスは地上を去るにあたって、弟子たちにこう約束した。
わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。
ヨハネによる福音書 15:26 新共同訳
しかし、実を言うと、わたしが去って行くのは、あなたがたのためになる。わたしが去って行かなければ、弁護者はあなたがたのところに来ないからである。わたしが行けば、弁護者をあなたがたのところに送る。
ヨハネによる福音書 16:7 新共同訳
そうして、イエスが約束した通り、弁護者である聖霊が人類に注がれた。それが、ペンテコステの出来事だ *²。
聖霊は、まさにライフコーチだ。しかも、外側で伴走するんじゃなく、わたしたちの存在の内側に入り込んでアシストしてくれる。サービス時間は1日24時間、1年365日、人生最後の瞬間まで休みなくずーっと。。。これって、エターナルライフコーチだ *³。
メニューは、ズバリ、イエスが生きたように、あなたも生きる、聖霊によるリアルタイムライフコーチング、ゴールデンスーパープレミアムコース！！！ しかも無料。。。
あなたが、イエスは復活したと心の中で信じ、口で「イエスは主です！」と告白することによって、このプログラムは始動する *⁴。
註）
*1. Cf. 列王記上 11:1-8
ソロモン王については、こちらも⇒「ソロモンの指輪を求めて」
*2. Cf. 使徒言行録 2:1-42
*3. Cf. コリント二 3:16-18
*4. Cf. ローマ 10:10
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