見出し画像

KORGから折りたたみMIDIキーボードが出た

はい、ということで面白そうなガジェットがKORGから出ましたね。
nanoKEY Foldですって。
その名もズバリ「折りたたみnanoKEY」

nanoKEY!懐かしい響き。(って、まだ現役製品があったらごめんなさい)
調べたらnanoシリーズが出たのは2008年だそうです。
16年前か。。
ちょうど本格的にDTMを始めた頃だったので、安価で手っ取り早くMIDI入力が出来るということで当時買いましたよ。

nanoKEY、nanoPAD、nanoKONTROLと3兄弟でしたね。
その後、色んなメーカーから販売されたガジェット系MIDIコントローラーのはしりでもあったんじゃないでしょうか。

個人的にはnanoKEYはキーボード(というかスイッチ)は正直あんまり使い勝手はよくなかったです。
あぁ、やっちまったかな、と思ったくらいでした。

nanoPADもドラム打ち込み用というよりは、サンプル読み込んでポン出しするような使い方の方が合っているようでした。

一番最後まで現役で使っていたのがnanoKONTROLで、こんなやつ。

今もどこかに探したらあると思うんですが、
ツマミもフェーダーもスイッチが2つで9チャンネルあって、abletonのセッションビューで演奏したり、DJソフトTRAKTORでMIDIマッピングしたりとすごく優秀で使い勝手がよかった。
何と言っても(nanoKEYやnanoPADと比較しても)丈夫だし。
今もnanoKONTROL 2という後継種が現役で販売されていますよね?

そんなnanoシリーズのそれも個人的には大丈夫か?と思ったnanoKEYの最新版が出たということで、きっと過去の改善点はクリアした上で出てきたんだろうと思うと少し、いやかなり期待しています。


なんだか折りたたんだ時の見た目は昔の折りたたみガラケーみたいで、
公式ページの写真でも「KORG」というより「Docomo」や「au」のページの新しい新型フォールドスマホだと言っても通じる感じ。
これならいつでもポケットにそっと忍ばせて持ち運べそうですよね。
(別にわざわざポケットじゃなくてもカバンに入れとけやって言われそうですが)

キー部分も割と剛性ありそうな雰囲気はある。
初代nanoKEYの危ういペチペチスイッチ感はかなり薄い。

アルペジエーター搭載で15のスケールにも対応。
事前にキーとスケールをセットして各キーにコードを割り当てることも出来る。
左右分割のスプリットモードでは、左半分でコード弾き、右半分で通常の鍵盤モードでメロディを弾くなんてことも出来るそう。
もちろんベロシティにも対応。
って、めっちゃええやん。

外に持ち出して打ち込みするか?って言われたらやんないかもだけど、
折りたたんでこの小ささ、軽さがたったの126g!
126グラムってバナナ1本分くらいですよ。
USB-CでiPhoneやPadにも繋げられるので、GaragebandやAbleton Noteで使えますね。

8,500円くらいだったらいいなぁ、と思ったけどこれは15年前の1ドル80円台の物価でしたね。

税込価格で14,850円
そうかぁ、それくらいするよなぁ、今の物価なら。
発売日は来週火曜の11月26日。
いきなりamazonブラックフライデーセールで安くならないですかね?
いやぁ、そそられるな。



いいなと思ったら応援しよう!