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宅配便いまどこ?をDiscordで

※この記事で紹介している方法は,現在 API が停止したため利用できません.参考程度にお読みください.

早速ですが

みなさん, 宅配便や宅急便などはよく利用されますか?
ぼくはAmazonなどを頻繁に利用するのでその度にお世話になっています.
そこで「追跡番号」なる12桁の数字が発行されてどこに自分の荷物があるのかがわかるようになっています.

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私が住んでいる岩手県では主にヤマト運輸, 佐川急便, 日本郵便の3社のいずれかが届けに来てくれます. それぞれ追跡番号があり, Googleで検索すると追跡画面がヒットしたりします.

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この追跡番号, ヤマト運輸ではLINEというコミュニケーション用アプリ上で再配達や荷物がどこにあるのかという追跡を行えるようになっています. (これからは、LINEで宅急便!)
便利ですね.

しかし

LINEはプラットフォームとしてログインできる端末に制限がある(スマートフォン1台, iPad1台, PC1台)という大きな欠点を抱えています.
この欠点をよく思わない人たちが私の周りにも一定数いて, Discordというチャットツールを用いて日常的な会話を行ったりしています.
私のメインチャットツールがこのDiscordということもあり, 追跡番号からどこに荷物があるのかというステータスだけとれないかと思い, リサーチと開発を行ってみました.

使用技術・API等

はじめに, DiscordのBot本体を作成するライブラリ等を検討しました.
こちらは以前にも使用したことがあり, ノウハウが若干あるRuby + meew0/discordrbを使用することにしました.
次に, 荷物のステータスをとってくるために使用するAPIに関するリサーチを行いました.
複数の候補のなかから最終的に今回はbotamochi5522さんの記事暇人が荷物追跡APIとWebアプリを作ってみたを見つけ, これにすることに決定しました. 理由と比較した他のAPIは以下のとおりです.

各社公式API

ヤマト運輸: 配送連携API
佐川急便: 確認できず
日本郵便: 企業間通信(EDI)

ヤマト運輸と日本郵便ではデータを取得する方法が用意されていますが, 残念ながら私は大口顧客でも企業でもないのでおそらく利用することは不可能です.
上記の理由から却下.

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メリット: 世界各国の宅配業者の情報を1つのAPIで見ることができる
デメリット: 実際にAPIを叩いてみたらうまく取得できなかったり情報が少なかったりした

情報が取得できなければ元も子もないので
こちらも上記の理由から却下.

暇人が荷物追跡APIとWebアプリを作ってみた

メリット: 誰でも利用できる, JSON形式で返ってくるので扱いやすい
デメリット: ドメインがフリーDDNSサービスを利用しているよう(mydns.jpのサブドメイン)になっていて安定稼働してくれるのかが心配

とりあえず情報はとれて一番簡単に扱えたのでこちらを採用しました.

スクリーンショット

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