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街の本屋さん「谷島屋ららぽーと沼津店」へ行こう

この春も続々と本屋さんの閉店ニュースが飛び込んできて、胸が痛い。私の知ってる範囲で本屋さん情報を書いて、ちょっとでも本屋さんに行ってもらえたらいいなと思って書きます。
※ 記憶と伝聞をもとに書いてるので、間違いがあればお知らせください🙏


【谷島屋ららぽーと沼津店】


ららぽーとで5本の指に入るお気に入りスポット。とにかく地元愛にあふれた本屋さん。

キッズスペースが自由すぎて、勝手ながら「ここまでしていいんですか!?返品きかないでしょ?🥺」ってこっちがハラハラするくらい自由に手に取って試し読みできるので、ほんとうにありがたいです。うちの子もここでいろんな興味のフタが開いて、購入しています。

並びにシネマサンシャインがあるので、映画原作のフェアも大きくて、映画待ちと映画終わりにフラフラと吸い寄せられてしまいます。
その一方で、静岡県東部に縁のある作家や作品のライナップも充実で谷島屋を通じて知ることも多いです。

その上!
沼津発ミニコミ誌『月刊イヌ時代』( @secondhand_bookstore_maruchan )、オートバイブックス( @autobikebooks )の小説の取り扱いもあり、
なんて愛情深い本屋さんなんだろうと勝手に感銘を受けています。

本社は浜松、たしか焼津にも重要な拠点があるとかで、「みんなの図書館さんかく焼津」を訪れた時には谷島屋の棚があり、まちづくりの本を販売していたのを覚えています(2、3年前当時の話)。つまり、谷島屋は棚料を支払ってさんかく焼津に参画しているってこと。なんという懐の深さ。

なにより、ららぽーと沼津オープン時に入ってた本屋は愛知県の書店でしたが(元岐阜県民なので思い入れのある大好きな書店でした😢)倒産となり、ららぽーとのオープン直後に閉店。「大型複合施設に本屋がないなんて!」と不安に思っていたところに谷島屋さんが入ってくださいました。
フロアの中でも有数の広さ、業界も厳しいなか、難しい決断だったと思います…。
でも、谷島屋さんのおかげでうちの子は本を通じていろんな世界を知りました。 
私の苦手な(でも、書店では人気の)ネガティブワードで不安を煽るタイプの本も控えめなので、安心してすごせます。

話題の文芸書もキチンと抑えているので、ありがたい&信頼してます。
今回購入した『君が手にするはずだった黄金について』もそう。
家族で安心して利用でき、時に子どものご機嫌の回復スポットとなる(時に足止めスポットでもある)ありがたい本屋さんです。

谷島屋で購入した小川哲『君が手にするはずだった黄金について』
谷島屋のカバー。本を購入した後、フードコートで読書するのも好き

そうそう、ららぽーと沼津って、本を扱っているお店多いんですよね。沼津コートとか、無印良品とか。



静岡県東部で執筆・編集業をしています。みなさんからのスキが励みになります!