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記事一覧
テル・アル・リマ碑文
1
アダドに。すなわち最も偉大な神、神々のうちで力ある高貴な者、アヌの長子、二つとなく、畏怖すべき、高尚なる、天地の検問官、豊かに雨を降らせる者、ザマフに住まう者、偉大な支配者、その支配に。
2
四界の王なるシャルマネセルの孫、世界の王でアッシリアの王なるシャムシ=アダドの子、アダド=ニラリ[3世]、すなわち力ある王、世界の王、アッシリアの王より。
3
我は自らの諸々の戦車と、諸々の軍団
『ナザレ人福音書』 断片
より。英語訳からの重訳。
正典に収められず失われた福音書型文書がいくつか存在する。その一つに、紀元2世紀から4世紀までの頃、主にシリア・パレスチナやエジプトの、ユダヤ人を多く含むキリスト教セクトにおいて重視されていた福音書(Jewish-Christian Gospel(s))があり、教会教父らの著作に断片的な引用が残っている。教父たちは明確な分類をしていないが、現代はこのユダヤ人の福音書を以下
『ヘブライ人福音書』断片
:::::以下訳文:::::
ヘブライ人の福音書のうちにはこう書かれている。
「キリストが地に臨んで人々のところに来たいと望んだ時、善き父は天における力強い権能を呼び出した。それはミカエルと呼ばれた。そして[父は]その保護のもとにキリストを託した。そしてその権能は世界のうちに来て、マリアと呼ばれた。そしてキリストは彼女の胎内に七ヶ月あった。」
(エルサレムのキュリロス Discourse on
『エビオン派福音書』断片
より。英語訳からの重訳。
紀元2世紀から4世紀ころまで教父たちが言及しているパレスチナの派閥であるエビオン派は、独自の福音書を持っていたと言われ、サラミスのエピファニオスによって数節の引用が残されている。
エビオン派は菜食主義であったため、洗礼者ヨハネがいなごを食べていたという記述を改変したとされる。
また、処女懐胎を否定するため、該当箇所が無く、洗礼者ヨハネの活動から始まっている。
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『教会史』第1巻 第13章 エデッサの君主に関する伝承について(エウセビオス)
http://www.newadvent.org/fathers/250101.htm
13章 エデッサの君主に関する伝承について
1節
我らの主で救助者であるイエス・キリストの神性は、彼の不思議な業をなす力のために国外の全ての人々の間で騒がれたので、彼はユダヤから遠く離れたところに在る諸外国からの数えきれない者たちを引きつけた。彼らは自分たちの諸々の病気と全ての種の諸々の苦しみが治されること
エチミアジン写本229におけるマルコ16章エピローグへの付記
上記リンク先の22番目の画像がエチミアジン写本229(Matenadaran 2374)のファクシミリである。
アルメニア語聖書は始めシリア語聖書から訳されたが、5世紀前半にコンスタンティノープルから得たギリシア語写本をもとに改訂が行われた。
エチミアジン写本229(Matenadaran 2374)は989年に、5世紀の写本から写されたと考えられている。
そのマルコの福音書16章8節と9節
『マイトラーヤニーヤ・ウパニシャッド』5.1 Kutsayana賛歌
汝は万物の原理なり。そして汝はまさに遍在者なり。
汝は叫ぶ者なり。汝は創造主なり。
汝は炎、大水、そして風なり。
汝は帝王なり。汝は光輝なり。
汝は糧なり。汝は陰府なり。汝は大地なり。
汝は全てであり、不滅の者なり。
それぞれの本性も、またそれぞれに属するものも、汝のうちで万物が多様に存在することによる。
全ての主よ、汝を称える。
全ての本質よ、全ての活動の原因よ、
全てを享受する者よ、汝
『ネブカドネツァル年代記(Nebchadnezzar Chronicles)』ABC5
http://www.livius.org/sources/content/mesopotamian-chronicles-content/abc-5-jerusalem-chronicle/
ネブカドネツァル年代記(別名エルサレム年代記, ABC5)は、新バビロニア王国のネブカドネツァル二世の統治前半の出来事について記録したものであり、南ユダ王国征服の様子が含まれる。
一行以内の欠落を[…]
『ナボニドゥスの祈り』死海写本 4Q242
ナボニドゥスは紀元前6世紀の新バビロニア王国の最後の王である。彼はアラビア征服の後アラビアの都市テイマ[Tayma]に留まり、バビロン市の統治を息子ベルシャザルに渡したが、その理由は詳しくはわかっていない。
死海写本からはナボニドゥスが登場するアラム語 [バビロニア王国の公用語]の文書が見つかっており、『ナボニドゥスの祈り』と名付けられている。そこではナボニドゥスがテイマで七年間病にかかり、ユダ