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でっかい花火より、小さい花火をコツコツと(20240823 ヤクルト×DeNA)

7/28以来の現地観戦。

今季は今のところ勝ち越しているが、この試合はDeNAの強力打線につかまり、逆転負け。

昨日の試合で自力でのCS進出は消滅したが、

高津監督も言ってた

諦めることは大嫌いなので。信じて頑張りますよ

この言葉通り、最後まで望みがある限り、シーズンを全うして欲しい。

暗いチーム状況の中でも、一つ好材料はある。

若き正遊撃手、長岡秀樹の躍進だ。

プロ3年目の一昨年からショートとしてレギュラーを張り、175㌢と小柄ながらも豪快なフルスイングと堅実な守備が持ち味。

しかし、そのフルスイングと裏腹、

2022年 .241

2023年 .227

と打率で精彩を欠いている。

しかし、今季は8月25日時点で

打率 .297

しかも、安打数は阪神の近本光司と並び129本でトップタイと好調をキープしている。

打撃を見ると、軽打が増えたように思える。

昨季まではあまりなかった、レフト前の安打がとても増えたように思える。

二塁打の数も22本で6位タイ

彼のフルスイングはもちろん魅力的ではあるが、コンパクトな打撃が結果として結びついているのではないだろうか。

サンスポの記事では、

みずから購入したノートを持ち込み、試合前に相手投手の映像をチェック。

自身と似たタイプの他球団の打者への攻め方なども確認しながら、先発、救援投手の特徴を細かく記し、打席に向かう前に見返すようにしているという。

今でいうと巨人の丸佳浩だったり、前ヤクルトのアレックス・ラミレスもベンチでノートを書く姿が印象的だった。

そうした地道な努力は今後ますます長岡の成長を促すだろう。

今は主にトップバッターとして起用されている。

大きい花火ももちろん魅力的だが、

今は小さな花火をコツコツ積み重ね、
最多安打を掴んで欲しい。

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