交流会

交流会は無駄な参加の仕方をしてはならない

先日、2年ぶりに自ら企画して栄養士・管理栄養士・フードコーディネーターを対象としたお茶会を企画した。
名目はお茶会だったが、ついついスイッチが入りガチなビジネスセミナーのように…。わたしは主催者として、フリーランス(また目指す人)にお値段以上の内容を提供しなければならない責任があるのである。

フリーランスは負け戦をしてはいけない

今回、参加者には事前にこのようなアナウンスをしておいた
「全員、1分ずつ自己紹介していただきます。考えておいてくださいね!」
最後の「考えておいてくださいね!」はわたしの最大の優しさだった。
どれだけの人が、1分の自己紹介を練習してきただろうか。皆、自己紹介は下手くそではないものの、練習してきたのは2~3人。
なぜ練習しない?自分がそんなにデキる人間だと思っているのか?

この交流会において、あなたにスポットライトが当たるのはたったの1分。スポットライトが浴びるのを約束されているこの1分になぜぶっつけ本番で臨むのだ。たぶん自己過信などではなく、何も考えないで来てしまったのであろうが、何も考えないなんて、フリーランスにとって致命傷。
考えろ!!

今回のお茶会の会費は2,000円。あなたの時給が 例えば3,000円だったら、開催時間の2時間+往復の移動時間2時間で12,000円。
合計14,000円をこの1分でpayしなければならないのだ。
・・・なんてストイック過ぎるが、フリーランスになったらこれくらいの心意気は持っていてほしい。


交流会の参加目的

そんなことをいきなり言われた参加者は、さぞかしヤバい会にきてしまったと思ったことだろう(笑)
お茶会と言われて参加したのに…。
というわたしの思いをよそに、みんな本当に熱心にメモを取っていた。

参加の目的は、さまざまだろう。
■フリーランスに憧れているのでそのきっかけを掴みたい
■フリーランスだが、行き詰まっている
■横のつながりを作りたい
■エミッシュ(当社)からの仕事がほしい(営業)
などなど。
先程の「14,000円の元を取ろうぜ!」と言うのは行き過ぎた例だし、毎回そんな気持ちでいたら息が詰まる。
ただし、参加の目的はしっかりと持つべきで、目的をしっかりと達成するためには、上記の目的もより具体的にすべきである。

■フリーランスに憧れているのでそのきっかけを掴むため、フリーランスの先輩2名以上と話す、名刺交換する
■フリーランスだが、営業の仕方で行き詰まっているので、真希さんに体験談を聞く
■横のつながりを作るため、5人とfacebookのお友達になる
■エミッシュから仕事がほしいので、コラムを書くのが得意だということをアピールする
など。
具体的に達成したい目標を決めることで、交流会中に考えて行動するようになる。

印象に残る自己紹介

さて、自己紹介はフリーランスになったらたくさんのところで披露することになる。自分のことなのに、うまく話せない。何回やっても苦手。そんな人もたくさんいるだろう。
・・・練習するのだ。

わたしも、はじめから得意だった訳ではないが、独立したての時に毎週30人くらいの経営者の前で1分自己紹介(プレゼン)をする機会があった。2年間、毎週やっていれば、だんだんとノウハウが身についてくる。

30人なんてひとクラスくらい。印象に残る人とそうでない人がいるのは容易に想像がつく。そんな中でも必ず脳みその片隅にあなたの記憶を残さなければならないのだ。
以前、300人の前でひとり10秒自己紹介をしたことがあった。ほぼ誰にも覚えてもらえないのでは?と思ったが、なんと3人もみんなの自己紹介が終わった後の交流会でわたしを探しに来てくれた。近くにいた人からも会話の中で「あれ、キャッチーでしたね!」とお褒めの言葉をいただいた。

覚えてもらえる自己紹介とは??


バナー

栄養士・管理栄養士・フードコーディネーターのための
「はじめてのフリーランス」「はじめての会社経営」

第3章でご紹介している。
フリーランスになった後の行動を無駄にしないために・・・!ぜひ参考にしてほしい。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?