子育て_R

働く女性を応援する 弱小ベンチャー企業の感染症対策の働き方

毎日まいにち、感染症に関するニュースが収まりません。
在宅勤務、リモートワーク…働き方改革で考えていかないとと思っていたけど、そうせざるを得なくなってしまったという企業もあるのではないかと思います。
それに加え、急に決まった小中学生の臨時休校。
ワーママにとっては、また試練が訪れました。
この危機に、当社で行っている働き方についてまとめました。



(1)当社スタッフの子育て事情

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当社はわたし+正社員スタッフ5名の会社です。
うち、子育て中のスタッフが4人。
保育園に通っている園児4名、小学生1名です。
保育園は今のところ、保育を続けてくださっていますが、小学生はご存知の通り休校となってしまいました。
幸い、学童で預かってくださっているので皆、通常通り出勤できています。

(2)在宅勤務と出勤して仕事

当社はもともと、子育てや介護などで毎日出勤するのが難しいスタッフに関しては相談の上、時短勤務や在宅勤務を認めています。
ただし、条件付きで営業か、栄養士・管理栄養士でレシピ開発やコラム執筆など「在宅でもできる仕事ができる」スタッフに限ります。
経理に関しては、会社に届く請求書などの処理や、通販の発送業務もあるため 出勤していただかないことには仕事ができません。
これをご説明の上、入社していただいています。

また、今当社の6名のうち、満員電車に乗るのは1名のみ。
わたしを含めチャリ通勤が3名、あと2名は電車に乗るものの割とガラガラな電車通勤です。
ガラガラだから安心という訳ではありませんが、まずは満員電車に乗るスタッフには可能な限りの在宅勤務を命じました。
しかしもともと、週2回在宅勤務だっため、何か大きな変化があったような感じもないのが実際のところですが。(まだスタートしたばかりですし。)

(3)子どもを連れて出勤

小学生のお子さんを持つスタッフには、小学校も学童も行けなかった場合会社に連れてきて仕事をしてOKという話をしました。
「有給存分につかっていいよ」
と休みを気軽に取れることを伝える事が本当の優しさではないと思います。
「働きたい!」という前向きな気持ちがあるのであれば、全力で応援するフィールドを作るのが優しさではないでしょうか。

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これはまだ息子が0歳で保育園に預けられなかった時に会社に連れてきて、わたしが撮影している時は別のスタッフが見て…という状況で働いていたときの写真です。

ご存知の方もいらっしゃいますが、当社のスタッフのひとりはわたしの母です。
6名のスタッフのうち、営業1人、経理2人、栄養士スタッフ3人。
この事業規模で経理2名は多過ぎますが、いざという時に経理の母が育児してくれる環境があるから、みんな安心して働けるんです。

まだ、学童で預かってくださっているのでスタッフの小学生のお子さんを連れて出勤していませんが、この考えに至ったのもわたしに取っては至って自然な流れでした。

小学生のお子さんをきちんと受け入れるスペースや学習機能がないとだめ?
できることから、やっていくでいいじゃないですか?

(4)弱小ベンチャー企業が1番恐れていること

今回の感染症問題が起き始めた時、東日本大震災と似た感覚を覚えた人はわたしだけではないと思います。
当時フリーランスだったわたしは、顧問先との契約を切られ、その時多く企画されていたイベントは全てキャンセル。
働くことすら「不謹慎」のような空気が流れ、連載のコラムですらストップとなりました。
「栄養士なんだから、食を届けるボランティアをしなければ悪」という雰囲気もあり、わたしこそ仕事なくて救済してほしいなんて言えずに意地とプライドで炊き出しに行ったりもしました。
まさに無一文になり、親に頭を下げて実家に戻していただく事でなんとか食いつなぎましたが、会社で言ったら倒産です。
あの時は、本当に経済が回っていないのを肌で感じました。
わたしが恐れているのは、あの状況にならないことです。

人の命を守らなければならないというのは、第一条件としてあった上できちんと働くことで何かを生み出さなければ会社がストップしてしまいます。
お給料を払っていかないと、免疫力を上げるためのごはんだって食べられません。

だからいかなる状況であれ、ワーママをはじめ「働きたい」と思うスタッフたちに、楽しいと感じながら働けるフィールドを作ることが大切なのではないかと思うわけです。

働くことは、悪いことじゃないです。
仕事があるということは、需要があること。
徳を積むこと、愛を捧げること、それが対価となって戻ってきているのです。

いろいろな試練はあるけれど、考えて、乗り越えよう。


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