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『子ども理解の心理学』の対談の司会とwritingを

重松清文先生『子ども理解の心理学(学習支援 心理教育的援助)~子どもたちとの出会い 子どもたちからの学び~』(Sun Fuerza)をご紹介。

重松清文『子ども理解の心理学(学習支援 心理教育的援助)~子どもたちとの出会い 子どもたちからの学び~』

私はご著書のなかの対談「子どもたちの飛翔」の、司会とwriting(ライティング)を担当させていただきました。

重松先生には、娘が小学校のとき担任をしていただいたのをご縁に、その後、校長先生でいらしたときは、取材で学校におうかがいしたり、また、朝日小学生新聞の「子ども見つめて」というコーナーでインタビューさせていただいたりと、たいへんお世話になっております。

先生は小学校を定年ののちも、特別支援教育係学校経営指導員、文科省合理的配慮教育員としてのお仕事をされ、現在は、NPO法人児童発達支援施設「めぶき」副理事長、また、品川区保育課巡回訪問心理士であり、学校心理士スーパーバイザーとして、子どもたちの発達支援、就学に向けての相談をおこなっていらっしゃいます。
ご著書の内容は、次の通りです。

📕Ⅰ 学習支援~子どもたちと考えた「学習評価」の改革~
 重松先生がおこなっていらした教育実践が、目に見えるように、肌で感じられるように伝わってきます。
<寄稿>小学校教諭 床爪牧子先生 
完全習得型習熟度別学習と、教えて考えさせる授業の実践について具体例のご紹介。

📕Ⅱ 心理教育的援助
教師として、また、合理的配慮教育員として、そして訪問心理士として、重松先生が出会った子どもたちの多様な事例が紹介されています。


📕対談「子どもたちの飛翔」

重松清文先生と、そして先生が54年前に初めて担任をされたクラスの教え子の石塚(当時は安達)由江(ゆきえ)さん(現在はNPO法人「みんなの家」理事長)の対談です。
長年、多くの子どもたちとふれあってきたおふたりのお話は、子どもたちが抱える傷み、そして、よろこび…彼らの生き生きした姿がくっきりと浮かび上がってくる、たいへん豊かなもので、司会をつとめさせていただいた私もとても勉強になりました。


「子ども」について多くのことを学ばせていただける、素晴らしい御本です。