お洒落ギタリストを目指して、、、Quistの「birds」をギターで弾いてみました #5
まずはこちらの動画を見てみて下さい!🙇♂️
今回はYouTubeでバッキングトラックをたくさん公開していることで有名なギタリストQuist氏の「birds」という曲をコピーしました。この曲のバッックは、ドラムと鳥の鳴き声?のみとなっており、大自然を感じられる(笑)落ち着きのある曲となっています。
本人の演奏は以下をご覧ください。無料でTAB譜も公開されているので、コピーしやすいかなと思います。
曲の解説について
この曲はとてもシンプルなコード進行から成り立っております。ここで使われているコードヴォイシングやフレーズを理解できると、セッションやアレンジに適用できるので、今回は自分なりの解釈をまとめていきたいと思います。
コード進行について
曲のキーは、Gメジャーセブンで、進行は「Am9 - D13♭9 - G△7 - E7♭9」です。
セッションとかでよく出てくる「Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ△7-Ⅵ7 進行」にテンションを加えた進行となっています。
1小節目について
まずは、演奏動画の「0秒~4秒」あたりの「Am9 - D13♭9」についてです。初めの「Am9」では、シンプルに6弦ルートの「Am」に9th(ナインス)のテンションを入れて弾いています。
簡単に弾けてかつお洒落になるので使い勝手のいいかなと。
次の「D13♭9」は前回紹介した「ディミニッシュコード」を使って弾いています。詳しくは以下を参考にしてみてください!
上記のような動きをし、不安な音である「♭9th」が入ることによって次の 「G△7」での落ち着きが増すようにしているのだと思われます。
2小節目について
演奏動画の「4秒~6秒」あたりの「G△7 - E7♭9」についてです。「G△7」では1~4弦のルートトップ(ルートが1弦になる形)のヴォイシングフォームで、ルートの代わりに「9th」を入れて弾いています。
コードヴォイシングについての解説は、以下を参考にしてみてください!
次の「E7♭9」は2~4弦で「7th、5th、♭9th」を押さえて弾いています。ルートとなる「E音」は弾いていないのですが、コードの特徴となる「7th、♭9th」を弾いていいるので、まあいいかなって感じです(笑)。
まとめ
基本的に以上のことを繰り返しやっている曲ではありますが、コードヴォイシングのフォームを変えてみたり、コードトーンの単音入れてみたり、休符を大胆に入れてい見たり等、いろいろ工夫をしてかっこよく仕上げているのかなと感じました。
今回コピーしたギタリストのQuist氏は、YouTubeにたくさんのバッキングトラックを投稿しているので、アドリブ練習する際の練習材料になると思います。
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