一行目がまずわからない~藤野可織「爪と目」感想
すごーく美味しいパン食べてる感じでした。
「何気ない日常の様子」という生地があります。そこに切り刻んだ「怖」を混ぜていくんです。こねて、こねて、「何気ない日常の様子」に完全に馴染ませて、出されたものを食べてみてからやっと気が付くんです。ふんだんに使用されている「怖」に………。的な。
「爪と目」3編感想普通の描写ほど怖いものは無いなと思いました。驚かす感じではなく、ちょっとされたら嫌なことをずっとされている感覚。(手の甲を差し出して、安全ピンを1分置きに刺されるような)
そ