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タブレット導入1週間

タブレットが導入されて1週間が経ちました。この1週間の取り組みの様子をまとめてみたいと思います。

1週間目の目標は、毎日タブレットに触れさせることです。パスワードを覚えさせるために毎日タブレットを使った活動を行いました。もちろん内容はシンプルなものばかりです。

1日目

IDとパスワードを入力しログインする方法を教えました。
そしてGoogleクラスルームにログインする方法を教えました。

2日目

自分たちのクラスのクラスルームを登録する方法を教えました。給食の後には、ストリームに今日の給食についてのアンケートをアップしました。

3日目

3日目になると、パスワードを覚えている生徒が全体の8割になりました。
この日もストリームにアンケートをアップし、今度は生徒からのコメントも入力してもらえました。

4日目

この日は、道徳の授業でロイロノートと言う学習支援ソフトを使ってみました。
最初にログインの方法と、基本的な使い方を教えました。その後は、通常の道徳の授業を行います。生徒から意見を求める時、ロイロノートに意見を書いてもらい教師へ提出してもらいます。付箋紙のようなデータに、文字を記入し、提出箱へ提出すると言うものです。
提出された意見は、全員の画面で共有することができます。普段、見取り切れない生徒の意見をピックアップすることができました。
しかし、生徒が文字を書いたり入力したりすることに気をとられてしまうため、思考を深めたい意見については、配布したワークシートに書いて貰いました。

5日目

生徒たちに、タッチペンが必要かどうか。また、タブレットを持ち歩くにあたって、キャリーバッグ等が必要かどうかGoogleフォームで聞いてみました。
タッチペンが必要だと答えた生徒は、8割でした。一方バッグ等が必要だと答えた生徒は、4割でした。また、その他の意見として「マウスが欲しい」と言う意見が全体の3分の1ありました。
クロームブックを使っているせいか、タブレットと言うよりはノートパソコンと言うふうに思っている生徒が多いようです。

6日目

音楽の授業で、Googleミートを使ってみました。本校のWi-Fi状況では、30人の生徒が一斉にGoogleミートにログインしても良い環境で使うことができました。もちろんマイクはミュートした状態です。
ソプラノ、アルト、テノール、のパートに分かれ、テノールの半分は第二音楽室へ移動し残りのテノールは美術室へ移動してもらいました。
ソプラノとアルトには第一音楽室に残ってもらい、3部合唱の曲を練習しました。
その後、各グループの代表の生徒に自分のタブレットを持っていってもらったので、約束していた時間にGoogleミートに繋がってもらい、遠隔で練習した成果を聞かせてもらいました。
かなり楽しかったです。
問題点は、マイクの性能があまり良くないのでタブレットのそばに近づいて歌わなければならないと言うことです。それでは、密ができてしまって意味がありません。マイクは、別のものを使わなければならないと感じました。しかし、USBポートに制限がかけられているので、認識してくれるマイクを探さなければなりません。側にあったマウスは、USBポートにさせましたが、別の先生の話だと、マウスがさせなかったと言うことなので、USBポートについてはいろいろ試してみる必要があります。

できるようになった事、理解したこと

1週間を振り返り、生徒たちができたことや理解したことは以下のことです。

1、簡単にログインできるようになった
2、Googleクラスルームを知った
3、ロイロノートの機能を一部理解
4、Googleミートの使い方を知った
5、Googleフォームでできることを知った

次週の目標は、Googleの様々なアプリを生徒が使えるように課題作成を行っていくことです。

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