豪州人パパが長女と楽しんでいること
こんにちは。ニッポンxオーストラリアの日豪国際結婚、通訳翻訳(ツーホン)を生業とする我々夫婦が、年中&0歳の二人の幼児をなんとか日英バイリンガルに育てようと苦労する様子をお届けする「日豪ツーホン夫婦、バイリンガル育児に取り組む」。わたくし日本人妻・英語通訳翻訳者のカイザー真紀子がお届けします。仕事用ウェブサイトはこちら→ https://www.officemakiko.com/
コロナも落ち着いていて、第6波の前に束の間お出かけなど楽しみたい11月です。さて、我が家のオーストラリア出身トム(ダディ)と年中組の長女タレ子(←もちろん愛称)が出かけると、こんな遊びが始まります。
タレ子 “Daddy, let’s play I spy. You go.” (訳 ダディ、「アイスパイ」しようよ!ダディが先)
トム “Ok. Daddy go. I spy with my little eye something coloured black” (いいよ。ダディいくよ。何か黒いもの、なーんだ?)
タレ子 “Is it the car I front of us?” (もしかして前の車?)
トム”Yes!” (あたり!)
この "I spy" っていうのを初めて知った時はへぇー!と思いました。spyって、いわゆるスパイのspyですよね。諜報部員とかのスパイです。それを子供の遊びだと、こう使うのか!
やり方は上の会話から明らかかと思いますが、”I spy with my little eye something coloured xxxx” と謎かけをします。xxxxのところには色名を入れるそうです。英語の授業とかにも取り入れられそうな気がします。私は習いませんでしたが、最近の児童英語などのレッスンでは取り入れてたりするのでしょうか?
中学からディスイズアペン式に英語を習った私は、この文、文法が疑問です。何で目は二つあるのにeyesと複数形にならないのでしょうか? 豪州人Tomに直撃。
Tom「だって eyes じゃ韻を踏まないじゃない」
そうか、spy と eye で、確かに韻を踏んでいますね。
Tom「韻のほうが文法より優先だよ」
そうなのか〜。勉強になりました。
色名の勉強にもなるし、移動中の遊びにもなるし、良いと思います。また別のときは私が運転中、クルマの中で使っていた充電ケーブルをネタに、
Tom "I spy with my little eye something coloured pink and thin and long"
タレ子 "I don't know. What is it?"
Tom "It's Mummy's charging cable."
色名が一回入れば、後は色々続けて構わないみたいです。是非お子さんとやってみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?