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トリック・オア・トリート or Trick or Treat

こんにちは。ニッポンxオーストラリアの日豪国際結婚、通訳翻訳(ツーホン)を生業とする我々夫婦が、年中&0歳の二人の幼児をなんとか日英バイリンガルに育てようと苦労する様子をお届けする「日豪ツーホン夫婦、バイリンガル育児に取り組む」。わたくし日本人妻・英語通訳翻訳者のカイザー真紀子がお届けします。仕事用ウェブサイトはこちら→ https://www.officemakiko.com/

昨日はハロウィンでしたね。みなさんのお宅ではパーティーされましたか? うちは何もしませんでした。かろうじてかぼちゃの煮物を作って食べました。もはや冬至。

アラフォーのわれわれ。子供の頃、仮装などしてハロウィンを祝う習慣は日本にはなく、中学生になっても(90年代)、パン屋さんにかぼちゃのおばけの形のパンが一種類置いてあるだけだった記憶があります。オーストラリア出身のうちの旦那も、「オーストラリアでハロウィンはやらない。That's an American thing(アメリカの習慣だ)」とのことで、まったく反応しません。(現代でも本当にオーストラリアの保育園や学校でハロウィンはやらないのか、今度育児中の義親族に直撃インタビューをしてみたいと思っています。)

ところが子供はすごいですね。「トリックオアトリート! お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ!」という殺し文句(?)を保育園で覚えてきて、楽しそうに連呼していました。英語で "Trick or treat!"  ならともかく、カタカナで「トリックオアトリート」、いい慣れすぎなくて私はとても恥ずかしくて言えないです。いい年してどこで言うんだよって感じですが、もし言う場所があっても言えない気がします。ジャコランタン(jack-o'-lantern とつづるらしい)も初めて子供が言い出した時、なんのチリメンジャコの話かと思って聞いてしまいました。日本語も変わるもんですね。

うちの上の子供(年中)の発音だとトリック「オア」トリートではなく、トリック「ア」トリートに聞こえるのでそう指摘したところ、「違うよ! トリック"ア"トリートだよ!」と自信満々でした。保育園の先生がつくってくださった黒猫のコスチュームを着て、ファッションショーしてくれました。保育園ってスゴイですよね。ほんと尊敬。親がボーッとしてても季節の行事はすべて保育園で網羅してくださるので、ありがたいです。

さて、こういう英語が日本語化した単語を聞いて、天をあおいで絶望しているのがうちのダディーです。Trick or treatであるべきなのに、torikku oa toriito という発音がどうしても許せないようです。R音と語末のK音がね、どうしてもね〜・・・ 一生懸命英語の発音指導をするのですが、もう保育園の啓蒙効果でしっかりカタカナ発音が染み付いていて、全然聞いてもらえません。可愛そうなダディ。ま、いずれ区別できるようになるでしょう。今はダディの言ってることがわかってるんだから、耳は育ってるはずなのです。

上の子、今朝は朝ごはんを食べ終わって、うぃーんと伸びをして一言、"Let the show begin!" と言ったそうです。昨夜見ていた"Mickey Mouse Clubhouse" でミニーマウスがペットショーかなにかをやる回で、ミニーが言ってたセリフを完コピ。ダディから聞いて笑ってしまいました。だって朝食後、歯磨きからはじまる登園準備をさせるのがいつもそれはそれは大変なのです。それをshowと表現したのか!おかしすぎる。

Mickey Mouse Clubhouse はうちの子はかなりハマって見ているので、幼児のみなさんにおすすめです。月額990円の Disney Plus に入ると見られます。

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