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中央区で利用可能!東京都ベビーシッター利用支援事業(一時預かり)の事業者比較

※2023/08/11更新
ベビーシッター事業者の比較表を2023年8月時点の情報に更新しました。
※2022/09/07更新
令和4年度は補助要件が一部拡大したため、本記事の記載内容を2022年9月時点の情報に更新しました。
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こんにちは、インターン生のY子です。
2022年もみなさまどうぞよろしくお願いします。

さて、先日Instaliveでも少しご案内させていただきましたが、今回は、中央区で補助対象になっているベビーシッター利用支援事業についてご紹介したいと思います。

突然ですが、みなさまに質問です。

中央区でも、昨年4月より東京都の「ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)」が利用できるようになったこと、皆さんご存知でしたでしょうか??

実は私は、このインターンに参加するまで、知らず・・・😲
去年の夏、コロナによる突然の休園で急遽ベビーシッターが必要になった方も多いはず!
一時預かりでも使えるならば!と調べてみたら、、

なんてわかりにくいこと!!!!😭😭

利用の周知が十分でない、事務手続きが煩雑なのは、公的サービスあるあるなのですが・・・

そこで、今回は、東京都のベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)について

✅どうやったら利用できるの?
✅どの事業者が利用できるの?
✅事業者はどうやって選べばいいの?

といったことについて、まとめてみました!
特に、
✅事業者はどうやって選べばいいの?

の疑問については、私が調べていく中でいくつかポイントがあるなと思ったので、選択のポイントをご紹介しています。


東京都のベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)とは

東京都のベビーシッターの利用補助事業はいくつかありますが、中央区が導入しているのは、ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)です。

日常生活上の突発的な事情等により一時的にベビーシッターによる保育を必要とする保護者や、ベビーシッターを活用した共同保育を必要とする保護者に対し、利用料の一部を助成する制度を実施します。

東京都ホームページ

こちらは・・・
✅就労等の要件を問わず、どなたでも保育が必要な時に利用可!
✅共同保育も対象なので、保護者が不在である必要なし!

なので、お仕事のみならず、コロナによる突然の休園や、リフレッシュでのベビーシッター利用にも使える制度となります☺️

もちろん、上限や対象の制限はあって、令和4年度は、

1)対象年齢
満6歳に達する年度の末日までの児童

2)対象者
中央区内に住所を有する、以下のいずれかの保護者。
・日常生活上の突発的な事情や社会参加などにより、一時的に保育を必要とする方。
・ベビーシッターを活用した共同保育を必要とする方。

3)利用上限
児童一人当たり月12時間まで(多胎児の場合は児童一人当たり月24時間まで)

注記1:クーポンや福利厚生等の割引券等の併用はできますが、割り引かれた料金については補助の対象外です。また、割引額を交通費に充てることはできません。
注記2:申請は、利用日ごとに1時間単位での申請となります。1時間未満のご利用は対象外となりますのでご注意ください。

4)利用時間帯
毎日、7~22時

5)補助
1時間あたり2,500円を上限
※東京都が認定しているベビーシッター認定事業者が対象です。

2022年9月時点 中央区ホームページ

となっています。

ご注意いただきたいのが、
・1日あたりの利用制限はないが、月12時間まで!
・利用時間帯が限られており、その時間以外は補助対象外!
・1時間あたり2,500円以上を超える分は自己負担!

そして、、
・ベビーシッター利用後、申請締切日までに書類を郵送で提出する必要がある!!

ということです。
事前の登録や諸々は必要ないのですが、一時的に支払いは発生して、補助分は後からまとめて申請して返ってくるよーーー

という制度になります。

こちらベビーシッターを予約時に補助を使用したい旨申し出る必要があるので、利用を検討されている方は、書類等中央区のホームページをご確認くださいね🖥

認定事業者について

事業者のサービス一覧

上記のベビーシッター補助サービスの対象となっている事業者は下記に掲載されています。

でも、正直それぞれのサイトを見に行ってみても、
東京都のベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)の対象になるサービスってどれよ!??
と迷子になります💦

ただでさえ忙しい子育て中に、一個一個サイトを調べるのは、骨の折れる作業。

そこで、
今回一時預かり支援事業に認定された業者さんの、
・入会金・年会費の有無
・基本的な利用料
・追加や兄弟がいる場合の料金

について下記の資料にまとめました!

https://docs.google.com/spreadsheets/d/1KVuYpohq3dzcByxC5Gyp3RpWGWdxSfGt8veA82sk4P4/edit#gid=0

尚、こちらの資料では、健常児のご自宅での一時預かりの基本料金のみを記載しており、
病児の場合や送迎サービスを利用される場合、追加料金が発生したり、別サービスとなる場合がありますので、ご自身でお問い合わせいただきますようお願いいたします。

だがしかし!
一覧でまとめてもこの情報量・・・😅
少しでも選択の基準になればと、いくつかの選択ポイントをご紹介します!
(あくまでも個人的見解の旨、ご理解ください)

まず、数ある事業者の中でも大きな違いは、
入会費や年会費があるかないか
です。

一律で入会費がない事業者や、
入会費を支払って会員になった場合には、1時間あたりの利用料がお得になる
事業者もあります。

入会費を払ってお得に利用すべきか、というところは下記のポイントを参考にしていただければと思います。


【選び方のポイント1】現在使っているベビーシッターのサービスがあるか?

現在すでに、利用しているベビーシッターのサービスがあるかどうか、がまずポイントになるかと思います。

現在利用しているサービスがすでに選定事業者であるならば、そのサービスを継続利用する方が、新たな登録等の事務手続きも発生せず、一番スムーズかと思います。

一方、すでに利用しているサービスが選定事業者でなかったり、一時利用のサービスがない場合、またその事業者での予約ができなかった場合、
単発利用で、手続きも少なく、余剰費用の発生が少ない事業者がおすすめです。

選定事業者の中には、こちらの事業用にサービスを設計していて、簡単に登録できて入会金も発生しない事業者もありますので、こういった事業者を選択するのも良いのかなと思います。

【選び方のポイント2】サービス利用の頻度

一時預かりで利用し、そのサービスを複数回利用することを検討する場合は、入会費を支払って登録する方が総合的な出費が少なくなる場合があります。

例えば、入会費22,000円 年会費13,200円、ビジター 3,300円/時間、会員 2,200/時間(時間あたりの差額1,100円)のサービスの場合、

(22000+13200)÷1100=32時間/年
32時間+(8時間×12ヶ月)=128時間/年

つまり、1ヶ月あたり10時間以上のシッターサービスを利用する場合は、入会費を支払った方がお得になります。
10時間ですと、午前・午後のみでもと3日間程度でしょうか。

こちらの補助を使いながら、月3日以上一定の頻度でベビーシッターサービスを利用したい方は、入会費を支払って時間単価が低くなる事業者のサービスがおすすめです。


【選び方のポイント3】同事業者の他サービスとの併用

選定事業者のうち、いくつかの事業者さんは、ベビーシッターのみならず、保育園の送迎や家事代行といったサービスを総合的に展開していたり、オプションでこういったサービスをつけることができる事業者もあります。

ベビーシッターだけでなく、ちょっとした家事や、保育園の送迎も併せて依頼したい場合、入会費を払ってその事業者さんのサービスを総合的に利用する方が、全体的な支出を抑えられる可能性があります。

単発で依頼する場合は、入会費なしで他のサービスもオプションでつけられるような事業者さんが良いかもしれません。

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以上の話をまとめると以下のチャートに沿ってサービスを選んでみるのが良いのではないかと思います。

参考にしてみていただければと思います🍀

【選び方のポイント4】利用時間帯に注意!

最後に、事業者を選定する際にご注意いただきたいのが利用時間帯とサービス料金です。

中央区の補助利用対象時間は、
毎日7:00〜22:00(日曜、祝日、年末年始を含む)

通常料金設定で2,500円/時間の場合でも、夜間及び土日料金が高め設定の事業者ですと、実質無料での利用はできなくなりますのでご注意ください!

例えば、
<月曜日の朝8:00〜16:00の8時間の利用を検討している場合>
・全ての時間が補助対象!
・しかし、事業者A(9-19時2,310円/時間、時間外2,772円/時間)を利用すると、
8:00〜9:00⇨2,772円-2,500円=272円自己負担
9:00〜16:00⇨実質無料

となります。


ご自身のサービス利用状況に合わせて、最適な事業者を選択し、サービスを活用してくださればと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました!!
この記事が少しでも選定の際の参考になれば幸いです。

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