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文法を正しく話す方法:数があいまい

こんにちは。
元アメリカの大学のスピーキング講師だった英語コーチ高橋です。
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今回は最終回です。
話して居る時、数があいまいになってしまう原因は、二つ、気をつけるべきことは、三つあります。

まず原因の①:名詞の可算、不可算がよくわかっていない。それに付随して、可算なら、複数形になった時、どういう形になるのか、よくわかっていない。不規則に変化するもの、単複同形の物がありますね。
例)An apple ->applesと通常の変化をするもの
A child->Childrenと変った形になるもの
Datum->Dataとか
Stimulus ->Stimuli等になるもの
Salmon->Salmonと同型なもの

不可算の名詞だと、それを数えるユニットがいりますね。
どの名詞に、どれを使うのかご存じですか。
例)A pair of pants, a loaf of bread, a piece of cheese, a glass of milk等

原因の②:名詞をどの代名詞で受けるのか、よくわかっていない
An appleならit, その複数形ならtheyで受けます。

練習方法:これらをわかって初めて正しく言えるのですが、目に見えるものを片っ端から、言ってみるといいです。初めはなかなかすぐには、出来ないかも知れませんが、一つ見ても、単複両方で言えるか、やってみてください。

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気をつけるべきことです(話す時に)
その①:同じ物でも、どの代名詞で受けるのか、違うことがあります。
例)A pair of pantsなら、A pairとなっているから単数のように思うのですが、受ける時は、theyで受けます。👖 なので、theyと言えなくてはいけません。

練習方法:目に見える物を使って、それを言ってから、代名詞に換える練習をします。慣れてきたら、5秒以内などと時間のかせをかけてください。

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気を付けるべきこと、その②です:sをつけるべき時に、つけられない・忘れることがあります。あるいは、sをつけすぎてしまう事があります。あるいは、必要なa, an, the等の冠詞が飛んでいる時があります。

練習方法:これも目で見えた物、片っ端から、数を正しく英語で言う練習をしてください。その物ずばりを言えたら、必要な冠詞や、sが正しくついているのかを確認して、言えるようになるまで、声に出して練習しましょう。

応用編として、上ができたら、それを代名詞に換えていく練習もできます。

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気をつけるべきこと③です:これは、可算・不可算名詞を言う時の発展形なのですが、名詞の前に置ける単語が異なります。可算と不可算、共通して使える物もありますから、整理して、正しく言えるようにしましょう。

例)可算:a few, few, many
不可算:a little, little, much

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