【いじめを考える】ときには強引に手を引ける母になりたいな。
はじめましての方もそうでない方もごきげんよう、子むすび屋さんのまき子です。⠀
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ひとりでがんばって疲れている・寂しい方に「ひとりじゃないって、あったかい」と思っていただきたくて創作活動をしています。⠀
今回は
✅いじめ
について考えました。
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1、いじめに関するツイートをみつけて
Twitterで“いじめ”に関するこんなツイートをみつけました。
いじめにあったツイート主さんに対して、お母様が学校に行くことを強要せず、気分転換に連れ出してくれたそうなのです。
ツイート主さんはそのあと学校を2、3日お休みして、その間にお母様が学校と話し合いをしてくださり、最終的にツイート主さんに「学校に行くかどうか」選ばせてくれたそうです。
このツイートを読んで、わたしは自分自身のことを思い出しました。
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2、いじめの体験
わたしもかつていじめにあったことがあります。
一回は小学校4年生の頃、もう一回は2、3年前に今の職場で。
そのときの周りの大人の対応は下記のとおり。
小学校4年のとき
✅母…学校に連絡
✅先生…クラス全員に報告
今の職場
✅母…話を聴いてくれた
✅旦那…話を聴いてくれた
✅上司…話を聴いて、何もせず
さて、わたしは上記の対応をされて、救われたでしょうか?
答えはNOです。
小学校4年のときは、深く傷ついたのを覚えています。
わたしとしては「いじめにあっているレッテル」を貼られたくなかったのです。それなのに先生がクラス全員の前で泣きながら報告したときは、死にたいとさえ思えました。
社会人のときは、わたしを理解してくれる人がいることに嬉しさを感じましたが、結局のところ「何も解決していない」のです。いじめをした主犯は寿退社しましたが、残りの人たちは残っているし、上司は何もしなかったし、今もわたしは「いじめにあった職場」で働き続けているのですから。
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3、ときには強引に手を引ける母になりたい
では、昔のわたしを救うにはどうしたらよかったのでしょうか。
今思うと、
小学校4年のとき
✅母…わたしにどうしたいか聞いて欲しかった
✅先生…静かに主犯をみつけて、謝らせて欲しかった
(ランドセルに文字を彫られたのですが、今でも誰がやったのかはわかっていません。)
今の職場
✅母…辞めればと言って欲しかった
✅旦那…辞めろと強く言って欲しかった
✅上司…主犯に注意して欲しかった
社会人になってからのいじめは「大人なんだから自分でなんとかしろよ」「甘えるな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、やっぱり、誰かに助けてもらいたい。
周りに助けてくれそうな、頼れる大人がいるのだから、助けてもらいたいとどうしても思ってしまうのです。
わたしみたいに「ねばならない」で縛られている人間は、自分から「学校を休みたい」とか「会社行きたくない」なんてなかなか言えない。
どんなに理不尽な目にあったとしても、「自分が悪い」「自分さえ我慢すればいい」と思ってしまうのです。
だから、
ときには強引に手を引いてもらいたかった。
「あなたは悪くない」
「あなたが我慢する必要はない」
「しばらく休んでみたら?」
「そんな会社、辞めたら?」
自分じゃ言えない選択肢を周りの大人から提案してもらいたかった。
大人だろうが、子どもだろうが、いじめはよくない。いじめは悪いこと。
いじめに苦しんでいる人が大人でも子どもでも、助けてあげるべき。大人だから、自分で解決しろなんて、そんな冷たい人間にはなりたくない。
だからわたしは、せめて、自分の子どもには
ときに強引に手を引ける母になりたい
そう強く思うのです。
まき子🍙子むすび屋さん(@makicome1986)⠀
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