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胃カメラは苦しいのか?人生初の胃カメラ体験談

はじめましての方もそうでない方もごきげんよう、ネットプリント絵本作家のまき子です。⠀

親がたのしいと、子供もたのしい」をコンセプトに日々を楽しむヒントをお届けする創作活動をしています。

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本日、人生初の胃カメラを体験しました。

「胃カメラって苦しいの?」
「鼻と口、どっちがいいの?」
✔️胃カメラ全然苦しくない
✔️口から胃カメラした内容

についてお話しします。

1、胃カメラ全然苦しくなかった

胃カメラって健康診断の項目の中で「やりたくないランキング1位」だと個人的に思っているのですが、あなたはいかがでしょうか?

だって

✔️「うえっ」となって苦しそう痛そう
✔️バリウムが不味そう辛そう
✔️グルグル回って気持ち悪そう
✔️ゲップをしてしまったらやり直しになって怒られそう

とにかくマイナスなことしか起こらなそうじゃないですか?健康かどうか見極めるために来たのに不健康な気持ちになるってどうかしてるぜ!?

胃カメラをすることは何としても避けて生きたかったのですが、加齢という絶対に逃れられない敵が会社を通して派遣されてきたので、しぶしぶ胃カメラをすることになりました。

ここまでダラダラと胃カメラへの文句を垂れ流しましたが結論から先に述べますと、拍子抜けするぐらい

✅胃カメラは苦しくなかった

そのカラクリを次の項で説明します。

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2、口から胃カメラした内容

人生初の胃カメラは、

✔️バリウムだけは避けたい
✔️なるべく痛くも苦しくも無い方法を選びたい

という確固たる信念を持って

✅口から胃カメラ

をチョイスしました。

口から胃カメラを選んだ理由は

✅麻酔を使うので、苦しくない可能性が高い

と聞いたからです。

わたしは過去の体験から「麻酔のかかりやすさ」には自信があったため、口から胃カメラを喜んで選択しました。

当日の流れはこんな感じです。

✔️胃がキレイに見えるようになる液体の薬を飲まされる
✔️しばらく他の検査を受ける
✔️肩に麻酔を打たれる
✔️口の中に麻酔を吹きかけられて飲み込む
✔️横になって体勢を整える
✔️採血された後、麻酔を打たれる
✔️胃カメラスタート
✔️終わったらベッドに横になって、1時間休む

この中で一番苦しかったのは、最初の「胃がキレイに見えるようになる液体の薬を飲まされる」ことでした。

とろみのついた薄いピンクの液体で、味はゴムみたいで、とにかく不味い。ある程度の量を飲まされるので、息を止めて味覚を遮断して飲みました。空腹時の健康診断だったので、不味い薬でも飲んでやるという気持ちになれたのが唯一の救いだったかもしれません。医学や科学が進歩していても、こんなに不味い薬品がこの世には存在しているのかと病室で震えながら失望しました。

その後の胃カメラの手続きは、注射が苦手でなければ楽勝だと思います。

強いて言えば、体勢を整える際にマウスピースをはめさせられて、穴の開いたマスクをつけさせられ、ヨダレがダラダラとこぼれて止まらないことに対する羞恥心ぐらいでしょうか。

とにかく楽勝でした。


なぜなら

✅胃カメラ中の記憶が無い

のです。

🍙

3、寝ている間に胃カメラは終わってた

目が覚めると、知らないベッドで横になっていました。

知らない毛布、脱いだパーカーが知らないうちに被さっている。

最後の記憶を必死に思い返してみると、先生から「はい、あそこに置いてあるガスボンベをジッと見ていて下さいね〜」と言われて、世界がぐるぐると回ってるなぁ…というところで記憶が途切れていました。

どうやって胃カメラの検査を受けたのか、どうやってこのベッドまで歩いてきたのか、全く記憶がありません。

「あの、わたし、ちゃんと胃カメラ受けました?ここまでどうやって来ましたか?」と聞こうと思ったのですが、大の大人が麻酔にかかりすぎて、数名の看護師さんの手を借りてベッドまで運ばれたかもしれないと想像したら恥ずかしすぎて訊ねる勇気がありませんでした。

訊ねる勇気は無いくせに「こういう場合は、時間になったらタイマーが鳴って看護師さんが声を掛けてくれるに違いない」と謎の麻酔あるあるに自信を持っていて、勇気を持って二度寝しました。病院で眠るのって、とっても気持ちいいですよね。


案の定、しばらくしたらタイマーが鳴って看護師さんが声を掛けて下さいました。

わたしは何事もなかったかのように、看護師さんに診察の様子を訊ねることなくシャンと胸を張って病室を去り、先生から胃カメラの結果を聞かされる際も「ほう、そうですか」と問題は何もなかったというスタンスを貫き通しました。


さあ、ここまで読んで下さったあなたは、もう胃カメラは怖くないのではないでしょうか?

✅胃カメラは口から入れて、爆睡しよう

怖いのは、記憶が無い間の粗相の有無だけです。

人生初の胃カメラは、全然苦しくありませんでした。


帰り際に水を飲もうと病院の受付に設置されたウォーターサーバーの紙コップを手に取ってスイッチを押したら、電源を切られていたので「あれ、わたし、もしかして病院から迷惑かけて長引いたんだから早く帰れと言われてる…?」とちょっとヒヤッとしましたが、胃カメラの体験は楽しかったですよ。



まき子🍙子むすび屋さん(@makicome1986

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