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freeeが都立高校のIT人材教育に協力してみる

6月12日にfreeeは東京都教育委員会が実施する「Tokyo P-TECH事業」への協力で、今年度から都立荒川工業高等学校でIT人材教育に協力することを発表しました。
https://corp.freee.co.jp/news/20220512p_tech.html

「Tokyo P-TECH事業」とは

「P-TECH」とは、“Pathways in Technology Early College High schools”の略称で、アメリカでIT人材の不足が叫ばれていた2011年に貧困層が多いブルックリン地区の子どもたちの教育と就労機会に繋げるため、民間企業とニューヨーク市教育局が連携して開始された取り組みのことです。
東京都では2019年2月にIT関連企業や専門学校等の高等教育機関と連携してIT人材育成のための新たな教育プログラムを開発・実施を目的として「Tokyo P-TECH事業」を立ち上げています。

freeeが「Tokyo P-TECH事業」に出会う一通のメール

2021年の8月末に届いたfreeeが所属する新経済連盟事務局からの「東京都教育庁から、IT人材育成につながる高校教育での出前授業などの事業に関する協力企業の募集」というメールが始まりでした。

”IT人材育成”が具体的にわからないまま、なんとなく「今の高校生がどんなことを考えて学びたいと思っているのか知りたい!」「freeeならIT最先端で教えられるんじゃない?」という好奇心から、GRを担当するメンバーに「これなにかいい協力できそうじゃない?」と話し、ビジネスサイドであるメンバー3人で盛り上がり東京都に一度話を聞くことにしました。

エンジニアの方に協力をお願いしたい

東京都の方に協力したい旨をお伝えし、9月半ばに都の担当者とオンラインで詳細について話を伺いました。
「エンジニアの方に協力いただき、生徒たちが目的を見つけてその能力を引き出すための施策を一緒に行いたいです」とのことで、ビジネスサイドのメンバーだけでは足りないことが発覚。
企業講話などでビジネスサイドのメンバーだけでも協力できると思っていた私たちは急遽社内でIT人材教育に協力したいエンジニアメンバーを募ることにしました。

2021年の11月前半に毎週月曜日の朝に行っているエンジニアの「Dev_アサカイ」に参加させてもらい、「Tokyo P-TECH事業」について説明と協力メンバーを募りました。

Dev_アサカイの様子

その後協力したいと手を挙げてくれたエンジニアメンバーと共に改めて、東京都の担当者の方と荒川工業高校の先生方と意見交換を重ね正式にIT教育で協力することを決定しました。
まず今年度は夏季の特別授業で「プログラミングできた!」という体験を持ち帰ってもらうコンテンツを準備しています。
いつもの学校ではなくfreeeのオフィスに来てもらい、働く姿やIT企業のイメージを膨らませてもらえるといいと思っています。

なぜやってみるのか

この取り組みはfreeeの通常業務に加えて協力しています。
忙しい日々の中でなぜリソースを割いてみるのかというと

・未来を担う高校生にITに興味を持ってもらいたい
・モノづくりを通じての課題解決の楽しさを高校生に知ってもらいたい
・普段の仕事以外に取り組むことで自分自身のモチベーションUP
・イマドキの高校生がどんなことに興味を持っているか知りたい!

こんなことをモチベーションに、現在私を含めて8名が新たなチャレンジに取り組みます。

最後に
freeeには「理想ドリブン」というマジ価値指針があります。
”理想から考える。現在のリソースやスキルにとらわれず挑戦しつづける。”
まさにその言葉が体現されている取り組みだと感じています。
現在はまだ準備段階で、これから実際の授業が始まります。

荒川工業高校のみなさん、一緒にワクワクする未来を創っていきましょう!


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