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「楽しいからつかれない」?

シニアの方の話を聞いていたとき。
長年働いて、さらにまた同じ部署で働き続ける予定の方だったので、なんでそんなに働きたいと思えるのか聞いてみたら、
「楽しいから」
という答えが返ってきた。

やりたいことがやれていて、おもしろいと思っているし、ここだからこれまでの技術をいかしてやりたいことができる、と。
楽しいからつかれないし、働かせてもらえる間は働きたい、と。

もちろん会社なので苦手な作業もあるし、苦手でもやらないといけないけど、それも単に苦手なだけで淡々とやれるそうだ。

つかれないほど楽しいってすごいなと思う。
よっぽど楽しくてあっているんだろうなと思う。
そんな風に働けているのがすごい。

つかれないって、楽しさがエネルギーに変わっていく感じがする。
エネルギーを消耗させるようなこともないんだろうなって思う。
無駄にこぼれ落ちるエネルギーがなく、楽しさのエネルギーが循環している感じ。

子供の頃に遊んでいるときとか、趣味で好きなことやってるときとか、夢中になってつかれも忘れて時間がたっていた、っていうような感覚に近いだろうか。

経営者や個人事業主などでは、仕事が好きで楽しくてどんどんやってしまう、みたいな話を聞くこともある。
好きなことをやっていて、仕事内容も仕事相手も選べるからつかれないで楽しくいられる、というような話。
(もちろんそうできるようにするまでには楽しくないこともあっただろうけど。)

会社に勤めてて、ずっと楽しくいられるって、仕事内容も職場もすごく合っているのだろうし、できることと求められることが一致しているってことだろう。
そういう状況がつくれたら「楽しく働ける」のかなとも思うけど、それだけではない気もする。
「おもしろいと思える仕事ができている」ことに対しての満足度がすごく高いのかもしれない。
でもその、おもしろいと思える仕事を続けられるようにできていること自体、スキルだけでなく相性的なものも含めてその人の力なのだろうなと思う。



仕事や働き方への満足度みたいなのって、仕事内容だけでなくて、人間関係とか職場環境とか仕事の時間とか裁量度とかいろんな要素が関係してくるものだけど。
仕事内容対する比重がすごく高く、それ以外の要素はそんなに気にしないのであれば、満足度高くなるのだろう。

何を重視するのかっていうのは、人それぞれだし性質みたいなもので自由に変えられるところではないと思うけど。
でも、これだけはっていう軸がはっきりしていたら、それが満たされたらほかは妥協できるってラインや条件がはっきりしていたら、働きやすい、楽しく働ける、みたいなことを実現しやすいように思う。

やっぱり自分の軸とか価値観とかを自分でしっかりわかっていることって大事だなと思う。

この記事の話もだけど、軸がはっきりしていて自覚しているのが、楽しく働けたり充実して生きていけるのに必要な気がする。
何が大事かわかってて、それを満たそうとできると、自分がよいと思える道をつくれそうだよね。

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