一枚のお好み焼き

今日のランチはお好み焼き。余ったキャベツとワケギを入れた。へんてつもないお好み焼きを眺めながら、変化を遂げたお好み焼きに今年の成長を感じる。

まず、数年前までは自炊率５％。年に２回くらいお好み焼きを作らない。にも関わらず、なぜか家にはいつもお好み焼き粉があった。結婚してからも同様。

お好み焼き粉に、お好みソースの一番小さいやつ。結婚してからは夫がたこ焼き機を持っていたので、たこ焼き粉もあった。そのどれもを使い切ることは一度もなく、賞味期限が大幅に切れて捨ててしまう。その繰り返し。

今日のお好み焼き粉は、米粉と卵。
ソースはケチャップや他ソースを混ぜて作った。我が家は絶賛大掃除中で、キッチンから片づけた結果

お好み焼き

「粉類を減らす」と決めた。

小麦粉を使わない！とまではできてないのだけど（娘がパン類大好き）、お好み焼き粉やホットケーキミックス、パン粉といった特定の何かを作るための粉をやめようと。
ちょうど無くなっていたから買い足すことなく、足すのは基本的に米粉＋少し小麦。米粉メインでいこうと。

次にソース。今までは迷うことなくオタフクさんのお好みソースを手にしていた。だって美味しいんだもん。

「こなもん、食べてる～！」って感じがする中毒性の高いソース。甘め。

ふと原材料を見たら、まぁ色んなものが入っていらっしゃる。そうだよね、分かる分かる、中毒性感じるもん。あっ、でもぶどう糖果糖液糖まで入ってることを知ると、辞めようって。

なんちゃって健康志向として、せめて“ぶどう糖果糖”は避けておきたい。

野菜も粉も、やっと使いきれるようになった。調味料にもちょっと気を配ったりして。
だからといって、何か劇的な変化があるわけではない。

何なら娘の肌は悲惨な状態だし（夫婦共にアレルギーない）、健康第一で頑張ってるわけでもない。

ただ、自分の満足感がすこぶる高い。
自己満というやつだ。

購入した木のトレーと、何を乗せても映える親友からのプレゼントのお皿と、変哲もないお好み焼き一枚。

味以上に美味しさを味わえた一枚。