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漫画家11年目、なんで稼げないの?

こんにちは、漫画家のいしいまきです。

主にコミックエッセイや実用書のコミカライズ、広告漫画などの仕事をしています。

突然ですが、わたし全然稼げていません。

漫画家としては11年目、本は著者コミカライズ含めて10冊以上描いています。中堅です。

見る人によってはかなり仕事しているように見えるわたしが稼げていないなんて思いもしないでしょう。

しかし年収は100万円もない時も多く、最近までバイトをしていました。

これじゃいけないと(いえ、好きでバイトと並行するのは一向にかまわないと思うのですが)なけなしのお金でフリーランスで仕事を獲得するためのオンラインサロン、セミナー、漫画の講座を受講したりたくさんの本を購入して勉強してきました。

そしてその時は「やるぞ!」とやる気がみなぎるのですが続かない。

なぜなのか

なぜなのか

焦りとともにずーっと疑問でした。

でも最近やっと分かりました。

それは

自分で「自分は稼げない」と思っているから。

悲しすぎる気づき…

でもこの考えがわたしの行動を阻んでいたのだと確信しました。

漫画家11年目のわたしがセミナーなどにいくと不思議がられます。「え?いしいさん必要ないでしょ!」と。

でも

「わたしなんて…」

「わたしが書いても売れないと思う」

「仕事は欲しいけど怒られたら怖いから積極的に営業できない」

このような「わたしは好きな漫画家の仕事では稼げない」という考えがびったりとこびりついていてなかなか離れてくれなかったのです。

いえ、実際は担当させていただいた漫画でたくさん売れたものもあったし、褒められたり、期待されたりしたこともありました。

なのに…

おそらく親や他人から言われてきた「好きなことで稼ぐなんて夢物語」「嫌な事を我慢してこそお金がもらえる」などの言葉たちがいまだにわたしにずっしりとのしかかっています。

言葉の呪いの根は深いのです。
もともと自分に自信のないわたしはその言葉たちをそのまま受け取ってしまい、自分で自分にうまくいかない呪いをかけてしまっていたのですね。

これをどうにかひっぺがさないと何をやっても稼げないでしょう。

それに気づくのに10年かかってしまいました。

というわけで今決めました。

「わたしは好きな仕事で稼げる」と。

この文章を書いているわたしは怒りと決意で燃えています。

「わたしなんて…」という考えを持ちながら仕事していた自分に対しての怒り

わたしなんて…の考えを早く捨てていれば

今までわたしにお仕事をくださった方

学びの機会をくださった方に対してもっと心から感謝でき、貢献できたはずなのに、という気持ち。

でも時間は戻りません。

これからそのような思い込みを外して仕事していきたいです。

また、わたしと同じように「わたしはお金を稼げない」も思い込んでいる方のためにもいつかそんなことないよ!と言えるようになりたい!と強く思いました。
密かにここで決意表明します。

決意表明したらあとは今ある仕事に感謝して集中するのみ!きっと結果はいずれついてくる。

わたしのこれからの活動を応援していただけたら嬉しいです。







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