電気の音
シンセサイザーが生まれたときに電気の音って言われ方をよくした。私にはこの表現がしっくりこなかった。なぜならば、ステレオで聞く音、現代ではスマホかもしれないが、どんなものも電気信号がスピーカーやヘッドホンを鳴らしている。アコースティックな音でもそれは最終的には電気が鳴らしているのだ。
もし、本当のアコースティックな音を聞きたければ、ライブで、アコースティックな楽器の音を聞くしかない。
録音した時点ですべての音は電気の音ということになるのだ。
あの当時、電気の音とかいう表現、今でもアンプラグドサウンドとかいう場合もあるけれど、何が言いたいのかさっぱりわからん。
シンセから出ようが、アコースティックギターから音が出ようが、最終的にはなにかが揺れて音になっているだけ。構造的にはそこに何も違いはない。
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