需要のないところに手を出してはだめだ

音楽も商売の一つですから、売れようと思ったらそこに需要がないとだめです。需要を作り出せるほどの力があれば別ですが、まず、無理でしょう。

音楽の場合は、ジャンルのよくわからない何かを作ってしまうと売れるという点ではうまくいかない可能性が高いわけです。

ジャンルというのはとっかかりなのです。リスナーはこのジャンルの曲を聞こうと新しい人、音楽を探しているのです。なので、ジャンルがずれていると、これ違うとなって見向きもされない。

また、自分のスタイルをころころ変えるのはとてももったいと思います。私も器用貧乏なので、これもやってみよう、あれもやってみようと思うのですが、これではさっぱり売れません。一時リスナーがついたと思われても、違うことされたら、これ違うとなって離れていくのです。

売れなくてもいいなら別ですし、音楽で売れてもたいしたことはないですが、bandcampのようなリリースでも明確に売れる売れないはちゃんとジャンルにのっていることが大事なのだなと思います。

もし、何かあたったら、その人はこのジャンルの人っていう風にみなされるので、そのあたったジャンルの曲をひたすらやったほうが本人にもファンにもいいのです。リスナーがいることが嬉しいですからね。

リスナーがいなくて、作りたいように作るでも全然いいのですが、こっちの方が茨の道です。なぜなら、かなりの孤独感を強いられるからです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?