#51 ~目的と対話力!~
最初に!
昨日こちらをいただきました!
#オープン学級通信 応募作品の中で、「#49 ~10年来の呪縛💦指導より勇気付けを!~」が先週特にスキを集めました!
ご覧いただいたみなさん、ありがとうございます(^^♪
また、Rintsuさん!
「みんなの子育て体験談🌈」マガジンに、
#1 ~ あなたのお子さんかも!ギフティッドチャイルドを知っていますか?~
を追加してくださりありがとうございます♪
これからもギフティッド子育てのアレコレを綴っていきますので、良かったらご覧くださいね!
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さて、みなさんは工藤勇一校長先生をご存知でしょうか?
有名な先生なのでご存知の方も多いと思いますが、ざっくりとお伝えすると、下記の様な改革をされてきた先生です。
「宿題の廃止」や「固定担任制の廃止」など学校の”あたりまえ”をやめた改革で話題の麹町中学校。さらにこの中学校では、服装・頭髪指導も全廃されました。
「服装の乱れは、心の乱れ」は大人のつくったルールにすぎない。そう断言するのは、改革の中心人物・工藤勇一校長です。【引用:東洋経済オンライン】
時代とともに常識が変化していくこと。。。よくありますね。
その割に学校は、自分たちが子供だった頃とあまり変わらない感じ?
最近、そのシステムに合わない子供たちが増えてきたのは、ある意味必然かもしれません。
そんな学校の”あたりまえ”を内側から改革した工藤勇一校長先生!
上記以外にも「課外活動に外部の大人を入れる」など素晴らしい改革をされていました。
全てお話しすると長くなってしまうので、その中で今日は校則にフォーカスしていきたいと思います。
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私は以前、会社の同僚からこんな話しを聞いたことがありました。
彼女は校則で服装が細かく決められており、登校時にはスカート丈や前髪の長さを定規で計られたこともあったそう。
「何の目的で?」
「傷ついたり理不尽さを感じる生徒はいないの?」
「生徒・先生、どちらの立場にとってもキツイのでは?」
私は頭の中は多くのハテナでいっぱいになりました。
私が何年か前に工藤勇一校長先生の講演会に参加した時に、特に印象的だったのは次の2点。
「目的を考える大切さ」
「教員の意識改革から始めたこと」
確かに。
作られた当初は目的を果たすための手段として必要だった校則が、
時の流れとともにその本来の目的が見失われ、
「長年の慣例」や「生徒に規則を守らせることが目的」となってしまっているとしたら.....
それは、激務の先生方、まだ心が柔らかい子供たち、どちらの立場にとっても不幸なこと。
「今までそうだから」ではなく「何の目的で必要なのか」を改めて考えてみること、大切ですね。
そして「教員の意識改革から始める」重要性!
この様な改革が進むことは、ギフティッドチャイルドも含めて現在の学校からはみ出してしまっている子供たちや、登校しているものの違和感を持って居る子供たちの救いの一歩になるかもしれません。
実際に「他の学校では上手くいかなかった生徒が登校できている事例」があるとのことでした。
未来を生きる子供たちを、古い価値観に押し込めたくはないもの。
今年は文科省で、ギフティッドと呼ばれる子供たちの有識者会議も始まったりと、教育も少しずつ変化して来ているようです。
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さて、今日フォーカスした校則ですが、
私自身としては育つ課程でそれほど校則が無く、無いことで困ったことも無く、特に必要性を感じないのですが、あえて一つだけ作るなら、
「自分の考えを伝える。相手の話も最後まで聞く」でしょうか。
これっていわゆる校則とはイメージが違う?(笑)
しかし、みんなが大切とわかっている割に、出来ていないことも多いのがこの行動。
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私は仕事柄、様々な背景をもつ子供たちと接する機会があり、その中にはインターナショナルスクールの子供たちもいます。
その子供たちと関わって感じること。。。
たまたまなのかもしれないけれど、対話が上手い!
「わがままにならない主張」
「相手を不快にさせない交渉」
「お互い納得できるすり合わせ」
反対に多くの普通校の子供たちは、
主張の仕方が下手で、ただのわがままに見えてしまったり、
聞き役ばかりで、主張が出来なかったりすることが....
この違いはどこから来るのか?
幼い頃から対話を学ぶ大切さをひしひしと感じることがあるのです。
対話することで、
自分とは違う価値観を知り、
多様性を認め合うことを学び、
ギブ&テイクの人間関係を築くことが出来たら、子供たちの幸福度も上がるかも♪
その他にも、同調圧力が強くなりがちな集団生活では、その場の空気感により、
「クラスの人気者」
「声が大きい生徒」
「押しが強く自分の意見を通したい生徒」などの話しは通っても、
「マイノリティや目立たない生徒」の話しは流されること無いですか?
ギフティッドチャイルドも数としてはマイノリティ。聞き役で終わってしまうことも多いです。
このように、
一見目立たない生徒が、「素晴らしい意見を持っている可能性もある」のに残念なことです。
現在の世界の超巨大企業を見ても、
「学校時代は隅に追いやられてしまいがちであろう子供たちの画期的なアイディア」が世界を変える時代です!
学校時代に対話力を身に付けることで、
今後ますますグローバル化が進むであろうと言われる時代を
広い視野と思考力で平和に生き抜いていける子供たちが増えるといいなと思います(^^♪
「厳格なしつけ主義」が日本の親子を不幸にする」服装や頭髪指導をやめた校長の信念 【引用:東洋経済オンライン】
ご覧いただきありがとうございます。
ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。
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