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#49 ~10年来の呪縛💦指導より勇気付けを!ギフティッド(ギフテッド)特性の理解?~

前回、複雑性PTSDの話をしましたが、今日は我が家の長年の謎が解けた経験をお話ししようと思います!


その前に、

#48 ~複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)~

「 #しゃかせん /社会人先生🌈担任になって欲しい」に追加されました!

きしゃこく先生!ありがとうございます🌟

これからも、我が家のギフティッド子育ての成功体験・しくじり事例を紹介していきますので、

また、見ていただけると嬉しいです(^^♪

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さて、ギフティッドチャイルドの特徴の一つとして記憶力の良さがあります。

これはもちろん長所なのですが、嫌なことや間違った価値観も忘れられないと言ったマイナス面に傾くことも。


そんな我が子には下記の様な特徴がありました。

足音を立てず極端に気配が無い

相手に届くギリギリの音量しか声を出さない


私はこの様な行動がどこから来るものなのか、長年不思議でした。

我が子にも理由はわからないよう。


そんなある日、カウンセリングを受ける中で、

「小学校時代の記憶の扉」が急に開いたことがあり、10年来の謎が解けました!


さて我が子の行動の理由とは?

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それはなんと小学校で受けた指導💦


担任の先生から「繰り返しクラス全体にされていた注意」が子供の行動に制限をかけていたのです......


その年の担任は、毎年学級崩壊を起こすと言うちょっと問題の先生。

前評判が良くなかっただけに、保護者会で素晴らしい教育論を上品にお話しされる姿に安心したのですが.....

何故かクラスの子供たちが、日を追うごとに不安定な状態に。


後日わかりました。

子供たちに対しては、言葉も荒く感情的に怒鳴る先生だったと言うことが。


子供は大人の行動をよく見ているもの。

先生に常に気を遣う子供、不安を訴える子供、意地悪になる子供、

クラスは荒れた状態になって行きました。


我が子は直接トラブルに巻き込まれたことは無かったものの、

そもそもマッチしない学校生活に加えて、帰りの会が「その日悪いことをした生徒の裁判」の様な毎日にますます疲弊していました。


ここまでは私も知っていたこと。

そして、記憶の扉が開いて初めて知ったのが、クラスの注意事項でした。

「足音を立てないように歩くこと」

「大きな声で話さないこと」  

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集団指導の問題点ですね。。。出来ている生徒が割を食うこと💦


低学年の時は足音が大きい生徒もいることでしょう。

大きな声で話すこともあるかもしれません。

状況によって先生が注意すること自体は間違ってはいないのです。

ただ、それはクラス全員ではなく、あくまで一部の生徒の話し。


そのことを踏まえずに、先生がクラス全員の前で繰り返し怒鳴ったりすると、

聞いてない生徒には結局入らず同じことを繰り返し、

気をつけている生徒には、委縮するくらい入ってしまう危険性が.....


特に、だいたいのことが1度で記憶され、人の気持ちがわかりすぎるくらいわかる我が子の様なHSP(HSC)ギフティッドチャイルドにとっては、

たとえ自分のことではないにしても、

同じことを繰り返し注意されたり、

毎日怒鳴られ糾弾される場面を見ることは、

「指導以上の強迫観念」

10年以上も行動を制限するほど、心に深く刻み込まれてしまっていたようです。


褒めるのはみんなの前で可能でも、注意は個別で!!


「この指導が本当に全員に必要か?」

「自分は相手が大人でも同じ行動をとるだろうか?」

この視点を持つことで、我が子の様な思いをする子供が居なくなって欲しい!


ギフティッドチャイルドには、指導より勇気付け!

この失敗事例が、少しでもこれからの子供たちのお役に立てれば幸いです。


ご覧いただきありがとうございます。
ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。

#29 ~「お母さんから学びました」VS「先生を育ててあげてください」~

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