簡単な自己紹介
こんにちは、まかないくんです。
私の人生のモットーは、「面白い人生を送る」です。
面白い人生とは、「今まで生きてきた半生を言葉にするだけで、面白い人生」と定義付けしています。
そう思ったキッカケは高校の時でした。
小学校4年から中学校3年まで、かなりアグレッシブないじめを受け、幾度となく死を意識しました。それでも耐えに耐え抜き向かえた高校入学。
入学初日にそれまでの自分とはぜんぜん違う性格のキャラクターを「演じる」ことが出来れば、「別の人間になれる」んじゃないかと思い、当時最も人気のあった同級生の行動・言動・表情を作って登校しました。
クラスは一組、座席は窓際から3列目の前から2番目。
私のプランは以下の通りでした。
1,前に座った人の背中をシャーペンでつつく。
2,気づいて振り返ったところに、余裕を持った表情で、「おはよう、自分どこの中学なん?」と聞く。
3,女子の方を親指で指差してニヤッと「ところでお前は誰が好みなん?」と恋愛系の話に持っていく。
このスリーステップを踏むことが出来れば、きっと今までのいじめから開放される。
その思いを強く持ち、前の席の生徒を待ちました。
そして、そこに現れたのは、想像もしていなかった人物でした。
190cmはあるような大柄な生徒で、顔は本当にヤ○ザで、ブレザーのネクタイはダルダルに緩まっていて、椅子にもたれかかって机の上に片足をかけているような御方でした。
びびりました。
正直、これまでの人生にないぐらいびびりました。
『今から、この御方にシャーペンで突いて、恋愛トークをするのか?』
自分のプランを呪いました。
しかし、決めたんです。
この高校で全てを変えると。
小学校から続く暗黒時代に終わりを告げるのだと。
そして、
突きました。
「ってぇ!、何やお前」
強く突きすぎたようです。
「お前、どこ中?」
めっちゃ表情を作ってましたが、言葉だけを取ると喧嘩をふっかけてます。
「ん?G中やけど。ところで、お前」
めっちゃガン飛ばされました。
これから喧嘩なのでしょうか?
と思った次の瞬間。
「誰が好みよ?」
と女子に向かって指をさしたのです。
計画達成です。
が、しかし、好みの女子を選ぶのを忘れていたので、なめるように女子を見回すと、好みの子と目が合いました。
「俺はあの子かな」
「へぇ、俺はその後ろやな」
こうして、入学初日に友人と好きな子が同時にできました。
そしてこの先の人生で最も大事なスキル。「誰にでもなれる擬人化スキル」の存在を知ったのも、この出来事からでした。
次回、「人付き合いの真実」
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