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ふつうの写真撮ってますか?/#133

「よし、撮るぞ!」とシャッターを押す瞬間はどんな時ですか?
決定的な瞬間や笑顔の瞬間など確実に何か心が動いて「ココだ!」という瞬間ですよね。

僕自身もそうやって写真を撮っています。
特に決定的な瞬間や映えるような瞬間に撮るケースが多い。
知らず知らずのうちにそんな瞬間を撮ることが癖付いてます。
先日のある投稿で写真を撮る意味を改めて考えることになりました。

山本陽介さんの投稿(山本写真機店店主)

山本さんのお写真は日常を捉えた“ふつうの写真”
GENICの取材文に「写真の魅力は残ること」「10年後20年後に見たくなる写真を撮ろう」と言われていました。

昨今は写真を撮る意味が変化してきたように感じます。
何のために撮るのか?そう考えた時に「SNSに投稿するため」という理由を耳にするようになりました。
それもひとつの楽しみ方ですよね。

人の記憶は曖昧です。
いつまでも鮮明に思い出せる保証は無い。
だからこそ残すことの価値があると考えています。
たとえ記憶が薄れたとしても写真が有れば、それをキッカケに思い出せる。
写真は残し続けることで大切な歴史が詰まったアルバムになります。
そこにはその時をどう過ごしていたのか掛け替えのない時間が写っています。

誰かに見せるというよりも自分のために、自分が残したいものを素直に撮ってみてはどうでしょう?
きっと数年後、数十年後に見返した時に価値がある写真が撮れると思います。


 SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画  / 鳥取のPR活動も行なっている。
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