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「HSPの繊細さん」にすヽめる写真の世界

「機嫌が悪い人がいると気になる」「冷蔵庫など小さな音が気になる」「ずっと人といると疲れる」「小さなことが気になりすぎて仕事が進まない」など、こういう経験ありませんか?

もしかしたらあなた、HSPかもしれませんよ。

冒頭の質問に心当たりある方いらっしゃるのではないでしょうか?

この記事を書いている僕自身も「HSP」です。
今回は「HSP」について簡単にご説明し、その長所を生かせるひとつの選択肢として「写真の世界」についてお話しいたします。

HSP(繊細さん)とは?

HSP(Highly Sensitive Person)
心理学者エイレン・アーロン博士により提唱された概念。

生まれつき刺激に対して非常に敏感で、繊細な気質をもった人という意味です。
感受性が強く、他人の感情が気になりやすいためストレスを感じやすい傾向にあります。

近年メディアやネットでも取り上げられており、なんとなくご存知の方も多いでしょう。

アーロン博士の調査によると、「生まれつき繊細な人」は5人に1人の割合で存在することが分かっています。

この数字をどう思いますか?
僕は率直に「意外と多い!」と思いました。
「この感覚は自分だけなんだ、誰にも分かってもらえない」そう感じていた日々を振り返ると気持ちが楽になりました。

詳しく知りたい方は武田友紀さん著「繊細さんの」の本は有名で書店にも必ずあります。ぜひ手にとってご覧ください。

自分がHSPなのか気になる方は下記の診断テストでチェックしてみてください!

HSPだからこそ活かしたい!「繊細なココロ」

繊細さんは生まれつき脳の神経レベルで繊細です。
他の人よりも繊細でいろんなことに気付きやすくも傷つきやすい。
そしてストレスをため込みやすく疲れやすいそんな生活になりやすい人です。

繊細さんはネガティブな性質が取り上げられることが多いですが、ここではポジティブな面に目を向けてみましょう。

HSP(繊細さん)のポジティブなところ

『感受性が強い』
 相手の立場で物事をみることができます。視野が広く客観的に周囲を観察することができるため、相手に合わせることが得意。

『自分を認識する能力が高い』
 自分がどんな人間なのか、どんな気持ちで考えをもっているのか、どんな信念があり何を目標にしているのか。これらをしっかり考え定義することに長けており洞察力に優れます。

『聞き上手』
 感受性や観察力に優れ相手の細かな変化に気づける。そのため相手の話しに反応することができ、話しやすい雰囲気をつくることができます。これにより相手と良い関を築きやすいです。

『クリエイティブな才能がある』今回推したいのはココ!
 想像力豊かで先見の目があり、芸術、音楽、写真などから刺激を受けて共感したり心を動かされたりします。そのため、その心を表現することでクリエイティブな発想や表現に向いているとされています。

他にもポジテイブな要素はたくさんあります。
必ずしも全てが当てはまるわけではないので参考程度にお願いします。

さて、繊細さんのポジティブな要素のひとつ
「クリエイティブな才能」についてに解説していきます。

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写真という「自己表現の世界」

繊細さんのポジティブポイント「クリエイティブな才能」は想像力豊かで、芸術、音楽、写真などから刺激を受けて共感したり心を動かされたりします。

僕の写真仲間にも繊細さんがたくさんいます。
そんな仲間とは写真を撮りながら見ながら、それぞれの好きな世界について語っています。
「光が綺麗」「形や色が可愛い」など好きな世界は人それぞれ。

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何に興味をもち、共感を抱くのかは繊細さんによって違いがあります。その違いが個性であり面白さといえます。

シャッターチャンスを決めるのは自分

シャッターを切るのはあなた自身です。スマホやカメラを構えてカシャっと。
そこには撮りたいと思ったキッカケがあるはずです。自分が何に心を動かされ何に共感を得たのか。そこにあなたらしさ個性があるのです。

僕は周囲のことが気になりすぎて、自分基準ではなく周りが基準にならざるおえない日々を過ごしてきました。「自分らしさとは何か?」と長年悩まされて家から出たくない時期もありました。

そんな自分が自分基準で好きと向き合える写真と出会って世界との向き合い方が変わりました。
自分の心が動いた瞬間、好きな瞬間、感動した瞬間などなど。
シャッターを切ることで自分基準で好きな世界と向きあうキッカケが生まれました。

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写真は見返すことができる

撮った写真を見返すとそこには自分が写っています。
単に自分の姿ではなく、シャッターを押したときの自分の感情です。

写真というカタチに残すことで見返すことができますよね。
人は忘れっぽいもので立ち止まって自分と向き合う時間も必要です。
曖昧な記憶でも写真をみるとその時の記憶や感情までも、ボヤけていた輪郭がハッキリとしてきます。

バケペンPOTRA400山本写真機店.20200629-16

僕は定期的に写真を見返してはプリントして飾っています。
その度に自分は何が好きで、何に魅力を感じているのか、写真を通して再認識するキッカケが生まれています。

それこから自分らしさを感じることができます。
自分を知るということで過去の自分よりも少し気楽に過ごせるようになりました。
写真に出会えて、写真を続けられて本当に幸せだなと思います。

今回はあくまでも僕個人のケースです。
繊細さんにはいくつかのタイプに分かれますし、その程度にも個人差があります。
もちろん自分に何が合うのかも異なります。

今回の記事で何かしらの参考になると嬉しいです。

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まとめ

・繊細さんは5人に1人
・些細なことでも気になってしまう
・共感性や感受性が高いなどポジティブな面がある
・繊細だからこそ得意な分野がある
・写真は自分と向き合うキッカケとなる

1人でも多くの繊細さんが過ごしやすくなることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている /  出張撮影
写真イベント企画 / 鳥取のPR活動も行なっている。
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「ONE SCENE」というWebサイトで紹介されました


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