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グローバル生産プロセス標準化の実践方法

こんにちは、マジセミ寺田です。
いつもマジセミにご参加いただきありがとうございます!


今回は、「グローバル生産プロセス標準化の実践方法」というテーマについて解説するセミナーを企画しました。

2024年10月22日(火)15:00 - 16:00

求められる製造業のグローバル全体最適

製造業は近年、グローバル競争の激化、消費者ニーズの多様化、パンデミックや気候変動による災害、地政学リスクの増加など、極めて不確実で変化の激しいビジネス環境に直面しています。このような状況下で、各企業は少量多品種生産やリスク分散を図るため、混流生産や分散型生産といった柔軟な体制の導入を迫られています。
そのため、生産の中核である工場では、各拠点ごとの部分最適化から脱却し、全社的な最適化を進めることで、急激な需給変動にも対応できる柔軟な生産体制の構築が求められています。

工場間の生産プロセス最適化における課題

しかしながら、工場間で生産プロセスを最適化するには、いくつかの課題があります。
多くの企業がERPや生産管理システムを統一し、工場間で「計画」と「実績」の差異を把握しやすくしていますが、これだけでは十分ではありません。グローバルな最適化を実現するには、生産実績に加え、設備稼働状況、在庫、品質データをリアルタイムで整合させ、工場間での生産計画の調整や改善を迅速に行う必要があります。そのためには、各工場の作業手順や工程管理、品質管理のばらつきや属人性を排除し、データの一貫性を確保することが不可欠です。これを実現するには、ERPや生産管理システムと連携し、製造現場の実行を管理するMES(製造実行システム)の統一が重要になります。
そのため、工場ごとの個別カスタマイズではなく、多様性に対応しながら、一貫性と透明性を確保できる統合型MESへの移行が求められています。

グローバル生産プロセス標準化の実践方法

本セミナーでは、SaaS型のMESパッケージ『Plex』を用いて、グローバルな生産プロセスの全体最適化を目指した標準化の実現方法を詳しく解説します。
『Plex』は、リアルタイムのデータ可視化とサプライチェーン管理を統合的にサポートするクラウドベースのMESです。クラウドベースのシステムであるため、グローバル展開時の初期導入工数を大幅に削減し、各拠点への素早い同時展開が可能です。運用も一元管理できるため、拠点ごとのバージョン差異や独自運用による属人化リスクを解消し、プロセスの標準化を促進します。これにより、複数拠点での効率的な標準化が進み、リアルタイムな情報の整合性を保ちながら迅速な意思決定ができ、全社的なデータ統合とサプライチェーン全体の最適化が実現します。
製造業の生産管理にかかわる方で、拠点ごとの業務プロセスの属人化に課題を抱えている方、グローバルでの在庫の可視化や工程管理、品質管理の標準化を目指している方、工場を超えた全体最適に向けたヒントを得たい方、などに特におすすめです。

開催企業

■主催
NSW株式会社
■共催
ロックウェル オートメーション ジャパン株式会社
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社

★ここでしか聞けない内容です!★

2024年10月22日(火)15:00 - 16:00

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