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新型コロナ騒動の中で演劇を②・・・<本番>

こんばんわ、劇団超人<正直に言います!>予備校主宰の魔人ハンター<大阪、まだ芝居できませんねー>ミツルギです。
超人予備校第16回本公演『ヤドカリン』は、

3月31日、4月1日の2日間仕込み日、
4月2日~4日本番

でした。
じっくり準備期間を取りました。

朝、小屋に来たら、まず検温。
もちろんウチでも計ってます。
よく「倦怠感があれば要注意」などと言いますが、私のようなおっさんは倦怠感はいつもです。
小屋入りすれば異様なテンションと疲労感があるので、もう自分の体調がどうかよくわかりません。
検温と味覚が頼りです。
小屋入りしてから毎朝、コーヒーを飲み、甘いものを食べ、味覚を確かめていました。
嘘です。
今までもずっとそうしています。今回だけではありません。
楽日の朝、熱が無くて、味覚があっただけで小躍りしていました。
これは本当です。

午後3時にもう1度体温を計ります。
楽屋はいつもと違って、上履きに履き替えます。
舞台用に1つ、楽屋用にスリッパを用意しました。
集合前に手分けして掃除、消毒します。
舞台は終演後にも消毒に入ります。
もちろんマスクは本番までつけたままです(メイクする人は取りますが)。
本番中でも舞台から戻ってきたら楽屋ではマスクします。
弁当も一人で黙々と食べます。
数人が黙々と一斉に食べる風景も異様でした。

終演後も観客との面会は無しです。
物販に立つこともできません。
終わってから飲みに行くこともありません。
解散でほんとに解散したのは、芝居始めて初めてかもしれません。
とっとと帰って寝ました。
いや、帰ってプロレスの動画観て、寝ました。

終演しても打ち上げもできません。
最終公演が終わって、着替え、荷物を整理して舞台集合。
大入り袋を渡して解散。
時間に余裕ある人でバラすことにました。
でも、これなかなか帰れません。
帰るタイミングがつかめないのです。
バラシのめどがついたときに何人か帰りましたが、残りは楽屋で何人か溜まって喋っていました。
帰るのしのびないんですねー。
結局、バラシ終了して、再度私が挨拶してほんとに解散という感じでした。
大入り袋配ったときに喋ってしまったので、何も残ってなかったですが・・・
酷い挨拶でした。
私と制作担当者は小屋に挨拶および支払いです。
事前決済にしていたので、支払いも少し変わりました。
これからこうなって行くんだろうなー。

支払い終わって、帰ります。
劇場前で呆気なく劇団員解散。
山名と一緒に駅まで向かいました。
この時、初めて安堵した気がします。
それでいて配信が続いているので、終わってるのに終わってない不思議な気分でした。

ウチの近くのコンビニでいつもより高いめの缶ビールを買って帰りました。
ウチについて、洗濯物を洗濯機に放り込み、風呂に入って、出てからビール片手にボーッとしてました。
これからこれを「打ち上げ」って言うようになるんでしょうか?

しばらくそうしていました。
気がつけばウトウトしていたようです。
深夜になってから布団に入りました。

次の日は普通に起きて、仕事に行きました。
そこの部分はいつもと同じだなーと思ったのでした。

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