見出し画像

vol.3 紅茶とフロー(説明編・フロー)つづき

つづきです。

*まだvol.3を読んでいない方はこちらhttps://note.mu/majiko/n/ne8c46b756699?magazine_key=m876783877621

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

vol.3 紅茶とフロー(説明編・フロー)つづき

画像1

* つまらない家事 や つまらない仕事 について *

つまらない家事やつまらない仕事について、つづきを書きます。

人は誰でも、しなければいけないこと や したくないことを色々と抱えています。人それぞれだと思いますが、例えば、ゴミ出しすること、会議に出席すること、請求書を整理すること、などなどです。

それは、日本だけではなく、海外でも同じようです。そこで、ミハイ・チクセントミハイは、次のように言っています。

人は最も見下すような作業であっても目標を設定することができる。たとえば、できるだけ早く効率よく芝生を刈ることがそれに当たる。目標設定の行為そのものが、いやな仕事から多くの苦痛をとり払ってくれるだろう。

これは芝刈りがしたくなかったときの例ですね。ここで大事なことは、

自分の行動のオーナーシップを握ること

だそうです。やらされてる感を持つことをやめて、自分がやっている感を高めることが大事なのだそうです。嫌いな仕事でも、自分の目標の一部であると考えることができれば好きに思えてくるものだそうです。今までやりたくなかったことが(「どれだけ効率よくできるか」などの)目標を設定することで、楽しめるものに変わるといいですね。そうなれば、人生の質は格段に向上すると、チクセントミハイは言っています。

(仕事について)

仕事について、もう少し話を加えます。

一般的に、仕事が不愉快な理由として、3つあるそうです。仕事は無意味である、仕事は月並みだ、そしてストレスが多い。そこで、辞めて新しい方向へ進むというのももちろん一つですが、辞めない場合の話です。つまらない仕事はつまらないままなので、ある努力が必要になるそうです。ここでも、自分がやってる感が大事になってきます。

「これは必要か、誰にとって必要か、本当に必要なら、もっとうまく早く効率を上げられないか、何を加えたら自分の貢献がもっと価値あるものになるだろうか」

などです。自分がやってる感、出てますよね。仕事を減らす努力より、よりやり遂げる方法を見つけた方が、楽しめ、さらに成功につながるとチクセントミハイは言っています。

(生活について)

ついでに、生活の話もします。人生の質を改善する生活の仕方です。おおげさに聞こえますが、やることはシンプルです。2つあります。①皿洗い、身支度など、日常的なことをだらだらやらない。注意を払って集中する習慣をつけると、なんと、やりがいあるものに変わるそうです。②いやいやすることや、受け身的なことにエネルギーを使わず、若干大変かもしれないけど挑戦しようかなというようなことにエネルギーを使う。これも、自分がやってる感がでてますよね(←しつこい)。世の中には、今まで気付かなかったけれど、やってみたり、学んでみたりすると案外楽しいことが、たくさん転がっているそうです。

画像2


投げ銭ボタン設置しました。気に入って頂いた方、次も読んでみたいと思われた方、ポチッと押して頂けたら、次に必ず役立てます!

続きをみるには

残り 0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?