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嗅覚障害と味覚障害についてのじめっとした備忘録その2

8月1日    自分自身のくしゃみの飛沫と口臭の臭いすらわからなくなる…。かなり不安になるので歯磨きは出掛ける前に三回してしまう。手も、ちょっとしたことですぐに洗う。洗おうが歯を磨こうが最終的に匂いでの確認ができないため、ノイローゼになりそうだ。そのためまた洗う…何だかもう強迫性障害とやることが同じになってきているが、やってもやってもきりがない。

鼻腔や目の乾燥も進んでいく。目は、あまりにも乾燥しすぎてゴミが入っても気づけない。少しだけ違和感を感じて鏡を見るとまつ毛が眼球に張り付いている。ゴミが入り涙すらでないが悲しいときにはなんとかまだ出てきてくれる。

悲しいと言えば、誰がとった出汁の匂いか分かるくらい優秀な嗅覚だったのに、最早自分自身の汗の臭いすらわからない。悲しい。どんなにデオドラントに気を使っても自分自身の臭いがわからない。味覚は、しょっぱいものか甘いものじゃないと良くわからない。それも激甘や塩分過剰なくらいの物でないと美味しくない。塩分の取りすぎで浮腫んできたし、ソースやパルスイー◯の減りも尋常でない。早死にするだろう。顆粒120g(パルスィート一袋)も1週間でなくなる。普通の砂糖では、とんでもないカロリーになるので人工甘味料を使用している。大抵カフェオレをつくるだけなのに。ウス◯ーソースも目玉焼きなどに使うだけにも関わらず1週間で容器の半分は無くなる。以前は薄味や素材の味だけを楽しむ派だったのに。嘆いても仕方ないことだけれど。ダイエットとかをしている方に余計なお節介を言いたい(すみません...許して下さい)「味が分かるうちに美味しく食べよう!」今朝の目玉焼きに味のアクセントをと思いスライスチェダーチーズを乗せた。……まるで舌にビニールを掛けられたように味を感じない…味が遠い…少しだけ乳製品のまろやかさを感じた…気がする。

助けて……(と、書いても誰に向かっての助けてなのか自身でも謎ですが)新興宗教にすがってみようかという選択肢はまじかには無い。とにかくふと香る時があるという事実もあるので、嗅覚のためにボディソープを三種類、シャンプーやコンディショナーを二種類、ルームフレグランスも三種類買ってみた。刺激で嗅覚を促し、呼び起こそうと言う作戦をとった。シャンプーはミルキーな香りはいまいち分からないけども、ボタニカルフラワーなら少しわかる。以前も使ったボタニカルなのだが実は少しポマードぽい匂いを感じてしまうようになった。嗅覚の幅のようなものが減ったのか香りの感じかたが前と違うという現象もある。しかしルームフレグランスとかなるべく安いのを選んだのに色々合わせて結構な値段…。さて、どのように嗅覚と味覚の消失現象と共存していけばいいのだろうか。ちなみに画像は代々木駅近くの踏み切り脇に育っていた蛇苺(たぶん…)です。数ヶ月前に撮りました。赤くて艶々してかわいい。読んでくださってありがとうございました。

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