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CBTとOSCEはほんとにつらいよね~OSCE編~

日本のどっかしらの大学の薬学部薬学科、その底からお届けしています。
見出しの画像は『受精』を『受料』って書き間違えている限界コアカリ集です。ばかなの?2回目だし。
ほんで受精が卵管で行われることくらいメモしなくても覚えろ




いや、受かるんですよ多分。多分受かる
だってやってることめっちゃ簡単だから。計算もやろうと思えば小学生でもできる。覚えることは多少あるかもしれないけど、4年生まで生き残ってこれた人なら覚えきれない量ってことはあり得ない。できるんです。できます。圧倒的にセンスがないとかじゃなければ、ていうか圧倒的にセンスがないとしても努力で補える範囲
それなのに、普通にやってれば絶対にできる内容なのに、なぜ薬学生はOSCEに戦々恐々とするのか。
理由は2つ、課題読み1分(2分のもある)実技5分という時間制限と、いままでやってきた全てが抜けそうになるほどの異常な緊張感だ。

手が、声が、意図せず震える。課題自体が簡単だからこそ、合格率がほぼ100%だからこそ、“これに落ちたら終わりだ”と思わされる。そういう内因的な緊張感に加えて、試験中は各種課題を行う学生の後ろに2人の試験官がずっといる。ずっと。とにかくじーっとこちらを凝視している。ずっと、操作を終えるまでずーっとだ。
わかってるよ、当たり前だよ評価してんだから。評価者が全然見てなかったらそれはそれでやばいだろ。緊張させてやるぜ~って思ってるわけじゃないことくらいわかってる。わかってるけど、じっと見られることの緊張感は確実に手元を狂わせますよまじで
課題が何かは直前までわからない。計算間違えたらどうしよう、あの器具の消毒を忘れないようにしないといけないな、散剤の賦形はどうするんだっけ。注射針指に刺さったら最悪だな、患者へのヒアリングって何訊けばいいんだった?あー疑義照会で照会事項が見つけられなかったら詰むな、もうどうしよほんとに今すぐ帰りたい こっち見ないでくれつらいつらいつらいまじで帰りたい死死死死死

課題が全部それなりにできる人間だって多少緊張するんだから、苦手分野がある人はなおさら緊張するに決まってる。“あれ”が出たら終わりだ、そう思っているほど“あれ”が出ちゃったりして。いやな予感ってなぜか当たりますよね。最悪だよマジで
そういう不安を拭いきれないまま、行くしかありません。



安心材料にならないかもしれないけど、唯一言えるのは“そういうふうに死にそうになってるのは自分だけではない”ということ。
そりゃ全然緊張してないやばいやつはいる。自信に満ち溢れすぎてて怖いタイプの人ね。あれはもう別人種だから見なくてよし。それ以外の人はみんな、どこかしら絶対緊張しています。緊張しているし、緊張しているということを試験官もわかっている。
大丈夫だよ!みたいななんの信ぴょう性も根拠もない励ましはできませんが、“そんなに鬼えぐい試験じゃなかった”という事実はお伝え出来ます。

  • 5分は意外と長い。ものにもよるが2ミスくらいまでならできる

  • 一発アウト(針刺し事故で血を机につけてしまうなど)の項目は少ない。そこさえ気を付ければ希望はある

  • 頭が真っ白に近くても、いざ操作を始めると意外と体が覚えている

  • 基準はたいして高くない、多少のミスなら無問題

  • 課題を読む時間(1 or 2分)も短いようで思っているよりはある。事前にどの部分に気を付ければいいかわかっていれば、全く問題なく読みこなせる

  • 練習でちょっとでもわからない、不安なことは教師に訊けばよい。どんなにささいなことでもよい

落とすための試験ではないし、落ちても再試験があります。再試験で落ちても来年がある。
“ほとんど落ちない試験”とは言うけど、一人も落ちない試験じゃない以上不合格者は出ます。つまり、落ちたところで日本全体で見れば孤独じゃないだろ
これを見ている現4年生以下のみなさんがもしいるとしたら、まずは強く生きてくださいね。
とにかく病まないように
まじで
病むとやばいから
ダメならダメでタピオカ飲んで帰ろうくらいの感じで行きましょう
底からおうえんしていますのでふあんになったら下をみてみてください

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