Mind Games/John Lennon(1973)(2024)(2024/11/24)
【レビュー】
先日、ボックス・セットが発売された本作。
ヌートピア市民カード付というのは面白く、アウトテイクがたくさん、ではあるのですが・・・。
本体がどうかね、という話で。
本作、今まで不当な扱いを受けてきた、という評価もあるみたいです。
で、今回、改めて何回か聴き直してみましたけど、うん、こりゃ、評価高くはならんですよ。
そりゃそうだろうと。
数多のベスト盤、コンピ盤でも、1が入っていればいい方、という現実のとおり、端的に、曲の力が弱いと言わざるを得ないのではないかと。
私も結構 John の曲は聴いてきましたけど、耳に残らないですもの。
ましてや、「Plastic Ono Band」「Imagine」という超強力盤の次、という落差も大きなビハインド。
残念ですが、あえてアルバムとして聴くまではないかな、というのが率直な評価であります。
【結論】
★1.5。
ついでですが、ジャケも、John のディスコグラフィーの中で一二を争う気持ち悪さです。
ヨーコ云々というより、Johnの、自分に主体がない、私は依存してますというメッセージに見えてしまいます。
John がヨーコにベッタリなのはしょうがないとして、ヨーコは、こういう扱いされるの、どう思ってたんでしょうか。何か、Johnの思いつきの役割をさせられてるっぽくて、それも嫌な感じがします。