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Sunflower/The Beach Boys(1970)(2021/11/14)


【レビュー】

先日、本作と「Surf's Up」とあわせた豪華版が発売されました。

もっとも、同作はあまりに長大(だし、簡単には聴ききれない)なため、本体部分をレビューしたいと思います。

まず、Sunflower。
1970年発売、全米チャートでは、なんと最高位151位。
イギリスではもう少し売れてはおりますが、Brian の精神状態とともに、Beach Boys がチャート的に落ちるところまで落ちた時期の作品。

ですけど、比較的明るい良作で、近年再評価著しいのも分かります。

Brian はやや復調しつつあるとはいえ、以前のような圧倒的メインではない。
その分、他のメンバーが頑張っていて、曲としては、2,3あたり、70年代良質ポップの到達点といっても過言ではないかと。

「Smile」のような狂気を経て辿り着いたバンドのあるべき姿なのだろうな、と思います。


【結論】

★3.5。
本作、もうちょっと評価されてもいいんじゃないでしょうか。
Brian 色が少ないのも原因かもしれませんが。
それはそれとして、上記のボックスセット(国内盤)、何でこんなに品薄?


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