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Grand Theft Auto:San Andreas(完全版)プレイ記

和ゲーではまあ見つからない。ただただ海外の汚い言葉や薬物、そして殺し殺されなゲームをやりたくなるとこはないだろうか?
そんなあまりにも歪すぎる衝動が突然湧いてきたのでプレイするのはGrand Theft Auto:San Andreasである。
GTA:Vは少し前にプレイしているのであえてのSAをプレイするという選択。
GTAの5作目にして未だに最高傑作とすら言う人間もいるほどの作品だが自分はプレイするのは初めてなので「そんなわけないやろ~」という気持ちを持って始める。
そんなプレイ記です。


ストーリー

主人公はカール・ジョンソン、通称CJ。母親が殺されたと聞き実家へと帰ってくるところから始まる。

主人公であるカール・ジョンソン。決定版であってもこのPS2感溢れるグラフィックが堪らない

里帰りのためにタクシーに乗って早々テンペニーという警官に濡れ衣を着せられるわ金は奪われるわ散々な目に遭いながらも兄であるスウィートと再会。色々口喧嘩しながらもギャングである「グローブ・ストリート」再建のために各地を奔走する…。

そんなお話。
再建の中、時に大成功だったり時に裏切りだったりで全てを失ったり、普通に生きる(殺人をしないとは言っていない)と見せかけてギャング再建の為に動いたりとSan AndreasのMAPを地上も海も空も隅から隅まで余すこと無く使ってストーリーは展開されるのでまあ飽きない。
血に塗れた話ながらも特段重くなったりもせずドロドロしたりせず、ファックだassholeだ大麻だ言いながら悲しい素振りもほぼなくサッパリとサックリ進んでいくのでそういうのが苦手って人にもオススメ。
元がPS2時代ののゲームだからこそ今だったら拘ってそうな演出も全然拘れないので逆にクリアした後のスッキリ感はGTAVより好きかも。

ゲーム部分

まず第一にとにかく広い、これに尽きる。

全体MAP取ってなかったので一部だけ。この広さのMAPがあと画像7枚分くらいあると思ってくれれば

当時で考えれば間違いなく最大規模の広さだし大きい都市と言える部分は3つもありGTAVより多い。辺境なんかを含めれば更に増え、それらをストーリーの項目でも書いた通り余すこと無く使うので、移動で街の景観を見るだけでも楽しめる人はずっと楽しめちゃうほど。
ここに更に収集要素なんかもあるので100%クリア目指すってなると攻略を見たとしても間違いなく凄まじい時間を要するのでそういうのが好きな人には堪らないと思う。

次に銃撃だったりのアクション部分。
こちらは今時の銃撃戦であるようなリーンだったりブラインドショットなんて便利なものは無い。

真面目に銃撃戦してる画

ということで打てる手段はただ一つ。

肉を切らせて骨を断つ

これに尽きる。壁に隠れて撃とうにもその壁から銃を出して撃てないんだからしょうがねえんだ。今時の銃撃戦に慣れているとなかなかどうしてな仕様なので終盤の銃撃戦に関しては大ダメージを食らう前提な部分もある。昔の仕様であれば本来死んだらミッション最初からやり直しになるのだが、そこは決定版。ストーリー攻略中にチェックポイントの仕様が追加されているので何度もやって敵の配置を覚えて進んでいくのが非常に容易なのでもしあの頃のGTAって難しい印象あるんよねって人でもプレイしやすいものになっているのでそこは是非。

乗り物関連も通常の車は勿論、どんな車よりよりも早い自転車があれば戦闘機まで非常に豊富。中にはマイケル・ジャクソンばりのジェットパックがあったりと当時の容量を考えれば非常に豊富で、先のMAPの広さも相まって何度でも言うが移動するだけでも楽しいゲームである。

ゲーム感想

元々歪すぎる衝動を満たすために始めたGTA:SA。
この衝動に関してはとんでもなく満足するくらい満たされたためこれだけでも満足なのだが、「5作目にしてシリーズ最高傑作」と言われる程の出来だというのも納得できる体験もさせてもらったのでもう大満足である。
どちらが上だとか語ったりするのはナンセンスだとわかってはいるのだが、最新作であるGTAVと比べてもどちらが上なのかと聞かれれば、どちらも同様のゲーム性ながら確固たる面白さがあるので俺は非常に迷うと思う。
もしGTAVをプレイしていてGTASAをプレイしていないという人がいるのであれば是非プレイしてこの迷いを今からでも味わって欲しいなと思うほど面白い作品なので是非プレイして欲しい。

というわけで今回はこれで締め。全体で見れば短めなプレイ記だねえ~。





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