見出し画像

香りのハナシ

みなさん、お好きな香り、ありますか?

わたしは香りに何度も助けられ教えられてきました。(外出するときもお守りのように精油のボトルを持っていきます。)
日々、健やかに過ごす為に欠かせません!

メンテナンスの大切さは、このコロナ下でも痛感します。

そこで、今日は、アロマテラピーを軸に香りのことについてお伝えできればと思います!

アロマテラピーとは??

アロマ=香り、テラピー=療法。
つまり、芳香療法のこと。

精油という、植物の恵みから抽出されたエキスを使い、自然治癒力を高め、ホメオスタシスを維持するという、古代から使われてきた療法です。
ホメオスタシスを簡単に例えば、興奮状態が続くと病気になりますね。それを平常に戻そうとする、身体の機能のことです。

呼吸器からの療法のメカニズム

ただただ香りを嗅いでリラックス。
これも醍醐味ですよね。
今この香り好きっ!と思ったら、それは今のあなたにとって必要な香り。
そのような香りを嗅ぐと、脳に直接信号が届き、幸せホルモンが分泌されると言われています。これらの心の作用は、自律神経系や内分泌系に良い影響をもたらします。

そして、実はそれだけではなく香りは、呼吸器の粘膜から吸収され、その後、毛細血管へ入り、血流にのって全身に運ばれます。必要は働きを終えた精油は、汗、尿、便、息などから排泄されます。精油の効果を期待し活用したい場合は、お店でプロのアドバイスを受けるのもいいですね!

日本の古来のたしなみ

日本人の生活にも、もちろん香りは身近ですね。
平安時代には、香料を複雑に練り合わせ香気を楽しむ“薫物”、そして、鎌倉時代には、香りを嗅いで、何の香りかを言い当てる“聞香”も流行しました。

どちらも体験したことがありますが、特に聞香は五感を研ぎ澄ませて香りに集中することで、脳までクリアになるような感覚があり、忘れられない体験になりました。香りを聞くと書く理由がわかります。

薫物は、オリジナルの配合をした香りの玉なのですが、それを焚いてお洋服や文に香りをくぐらせるんです。

文に香りをくぐらせるなんて、本当に素敵ですよね!
その文をもらった人は、相手を感じることができる。(相手を想うだけでも、オキシトシン分泌がされると言われます。これこそ、幸せホルモン分泌ですね!)

これは、中々安心して人に接触できない今、何か人と人との心の繋がりの持ち方のヒントのような気もします。

おまとめ

情報ばかりを吸収して、きっと頭や心が疲れることもあると思います。

そんな時、好きな香りは、五感を冴えさせ、気持ちをリセットし、あなたの感情を穏やかに呼び戻してくれます。

日本人は、香りへの繊細な感性を持っていると言われています。

まずは今好き!と思える香りから、気軽に試してみるのもいいと思います!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?