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エヴェッサは、「おもろさ」で勝負する。広報・田中美紗紀が語る魅力

舞洲Voice-舞洲プロジェクトの情報発信メディア-

B.LEAGUE所属・大阪エヴェッサを運営するヒューマンプランニング株式会社 マーケティング部 広報PR課の田中美紗紀(たなか・みさき)さんは、新卒入社後、営業部やスクール事業部を経て、現在は広報としてクラブを支え続けられています。

全くの未経験で広報になり、苦労もあったと語る田中さん。それらを乗り越えて、今は選手とファン、社内と社外のより強い架け橋になるべく取り組まれています。

中でも強調するのが、「大阪らしい、“おもしろさ”で他のクラブと差別化する」こと。彼女が伝えたい大阪エヴェッサの魅力について、舞洲での思い出とともにお聞きしました。


新卒で飛び込んだ、バスケ業界

ーまずは、クラブスタッフになられた経緯を教えてください。

もともと、スポーツ業界への思いが強かったわけではありません。小学校から大学までバスケを続けていたので、あくまでも就職活動における選択肢のひとつでした。その中で、たまたまご縁があって、入社することになりました。

ー当時、新卒採用があったのでしょうか?

いえ、中途採用だけでした。求人サイトを見ていたら、たまたま営業部の募集が出てきたんです。「スポーツ業界の一員になれるかもしれない。バスケならやっていたし、活かせることがあるのではないか」と思い、応募したら幸運にも採用していただけました。大阪エヴェッサについての知識もなく、スポーツチームでの活動も未経験だったのにも関わらず採用していただけたので、ありがたかったですね。

最初は応募通り、営業部に配属されました。でも、3日しか所属していないんです(笑)。社内の体制が変わった時期に入社したので、いきなり配置換えがありました。バスケ経験者ということで、スクール事業部へ異動になりました。

ースクールコーチとしてはどのような業務をされていたのでしょうか?

午前中は小学校などでバスケクリニックを実施して、午後は大阪エヴェッサのスクールで指導をしていました。4年間続けましたね。

ーそこから、広報へ異動されたのですね。

転職したような感覚でした。関わる相手が子どもたちから社長や営業部の方へガラッと変わったので、戸惑いが大きかったです。

ー新卒でスポーツ業界に入社して、意識していたことはありましたか?

何もわからないし、誰かが手取り足取り教えてくれるわけでもありません。なので、自分ができることをひたすら探して実行していました。

「何かできることないですか?」と積極的に聞いて、仕事をいただいていました。自発的に聞く姿勢は、バスケを通じて培ったと感じています。あとは、仕事が未熟で暗いと良い印象が持たれないと思い、明るくいることを心がけていました。電話が鳴ったらすぐに出る、というのも徹底していましたね。


「大阪らしい」おもしろさで、バスケを知ってほしい

ーあらためて、広報の業務について教えてください。

リリース関連、メディア対応、取材調整、SNSなど広報に関わる全てです。着任当時は先輩がいらっしゃったので、いろいろと教えていただきました。

ーいちばん苦労したことは何でしたか?

先輩が退職した後、一人で仕事をこなさなければいけなかったことです。実は、それまで一人で仕事を任されたことがなかったんです。初めての一人仕事が、緊急のリリースでした。それまでは、テンプレを用いて作成していたのですが、いちからリリース文を作ったことがなかったんです。何をしたらいいのかわからなかったので、本社に電話して聞いて......その日は朝から晩まで会社にいました。

配信する際、とても緊張したのを覚えています。一言一句間違っていないか、何度も読み返しました。

ーSNSも担当されているのですね。

さすがに一人で全てを担当することはできないので、同じマーケティング部のメンバーと協力しながらやっています。マーケティング部では、Web・クリエイティブ・ファンクラブ・チケットなど役割が分かれており、主にWebのメンバーと連携しています。

大阪らしいことがしたいし、“おもしろさ”で他のクラブと差別化がしたいなと。その時のチームの状況を踏まえながら、柔軟に企画を立てています。「普通だと面白くないよね」という認識が、社内に自然とあるんです。

ー印象深かった企画を教えてください。

毎回本気でおもしろいと思っているので、選ぶのが難しいです。撮影中や編集中も、スタッフが誰よりも楽しんでいる気がします。

そんな中でも、ファンの反応がよかったものは記憶に残りやすいです。毎年恒例の『年末のエヴェッサはスゴイ。』企画は、毎回大きな反響をいただいています。ゲストを呼んで試合を盛り上げたり、おみくじやオークションを実施したりさまざまな施策を実施してきました。ポスタービジュアルではバスケ選手が上裸になって揃うのですが、案外珍しいかと(笑)。

2021年年末のポスタービジュアル

2021年10月には、選手がオバチャーン(※)の格好に扮したメインビジュアルも作成しました。大阪ならではの企画を出していくことで、地元の方々からも親しんでいただけていると感じています。
※大阪の“絡んでくる”おばちゃんアイドルユニットとして活動中。

2021年10月のポスタービジュアル

基本的に、みんなでいいと思ったことは即実行しています。やると決まったら、すぐに動き始めます。社内でアイデアはたくさん出てくるし、その度に「やろう!」となるので目まぐるしいです。

また、社内にデザイナーがいるので、撮影したものをすぐに編集してアップできるんです。全て内製できるのは強みです。ずっとエヴェッサにいるので、もはやこのスピード感が普通になってしまっています。

ー改めて、広報として伝えていきたい大阪エヴェッサの魅力を教えてください。

バスケに限らず「何をとっても、いい意味でおもしろい」クラブであることが最大の魅力だと思っています。バスケもチームも、SNSも、スタッフも面白い。大阪ならではの良さが詰まったクラブなんです。


舞洲だからできる、プロ3チーム合同ファン感謝祭がしたい

ー舞洲で最も印象に残っている試合はありますか?

Bリーグが開始した2016-17シーズンの宇都宮ブレックス戦はよく覚えています。6,000人強の観客で、おおきにアリーナ舞洲が満員になったんです。あの時の会場のどよめきと熱気は忘れられません。当時はスクール事業部にいたので、サポートスタッフとして試合を見ていました。

まだコロナ禍が続くので難しい部分もありますが、今シーズンこそはあのようなシーンをたくさん作っていきたいですね。

ー無観客試合が続いた昨シーズンだからこそ、感じるものがあるのではないでしょうか?

2020-21シーズンはクラブ初となる『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2020-21』への出場を果たしたのですが、無観客になってしまい残念でした。会場の熱が、この数年で一気になくなってしまいました。

2022年にようやくお客さんが会場に戻ってきて、ありがたさを実感しています。会場へファンやメディアの方が来てくださるのは、とても貴重なこと。以前よりも感謝の気持ちが大きくなりました。

試合当日はバタバタしていて、挨拶程度で終わってしまうことも少なくありません。その中でも、会場でファンやメディアの方と話す機会を大切にしようと心がけています。

ー舞洲プロジェクトの強みは、オリックス・バファローズやセレッソ大阪のプロ球団が集まっていることですよね。一緒にやってみたいことはありますか?

3チームでファン感謝祭をやりたいです。選手が他チームの試合観戦へ行ったことはあっても、ファンの方々を巻き込んだことはありません。

シーズンがバラバラなので日程を合わせるのが難しいですが、せっかくなので実現させたいです。ファンの方も、選手の新たな一面を見られるのではないかと思います。

もっと、3チームが連携してできることはあると思っているんです。目に見えた交流ができれば盛り上がりますし、話題にもなるのではないかなと。

ー最後に、広報として来シーズンへ向けた意気込みをお願いします。

広報は、選手とファン、社内と社外それぞれを繋ぐ架け橋だと思っています。すでにクラブを応援してくださっている方にはもっと好きになってもらいたいですし、まだ知らない方には大阪エヴェッサの魅力を感じてもらいたいです。

毎日が濃くて、あっという間に終わります。なかなか経験できる仕事ではないので、やりがいはありますし、楽しいです。感謝の気持ちを持ってこれからも取り組んでいきたいと思っています。


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