2024 スプリンターズステークス GI 予想
レース条件
中山 芝1200m
3歳以上オープン
定量
馬場状態
天気予報
前日
2024/9/28(土) 中山
10R 2勝クラス 芝1200m
1:07.9(3F:35.0) 標準-0.9
11R 3勝クラス 芝1600m
1:33.3(3F:34.3) 標準-0.6
前日時点で芝は高速化
1200m換算で-0.6秒くらい
10Rは32.9-35.0のハイペースもあいまって好時計。道中中団前目の差し馬が1~2着。
11Rは47.2-46.1でややスローペース。ラスト2Fは11.4-11.4なのでもう少し速いタイムもありえたかと思うが、3勝クラスなので勝ち馬が強かった可能性も。
内外の優劣については内有利傾向。前提として馬場が速いなりに内前が残っていると思うが、少し怖いのは速い上りを出せる組が優勢の印象もある。
レース傾向と考察
スタートから3角途中まで下り坂のためハイペースになりやすい。直線が短い短距離戦なので内前有利が基本。
前半3F 後半3F タイム 馬場
23スプリンタS 33.3 34.7 1:08.0 ±0
22スプリンタS 32.7 35.1 1:07.8 +2
21スプリンタS 33.3 33.8 1:07.1 -6
20スプリンタS 32.8 35.5 1:08.3 +4
19スプリンタS 32.8 34.3 1:07.1 -10
17スプリンタS 33.9 33.7 1:07.6 -10
16スプリンタS 33.4 34.2 1:07.6 -8
15スプリンタS 34.1 34.0 1:08.1 -8
13スプリンタS 32.9 34.3 1:07.2 -8
12スプリンタS 32.7 34.0 1:06.7 -12
年によって展開は様々。
2016年&2017年は芝は高速化していたが差しが決まる馬場(同日条件戦でも)だった。
2020年は低速馬場&ハイペースで派手な差し展開。
2022年~2023年は非高速馬場ながら内前が残る。
今年は過去2年と比べて馬場は速いはずで、前半ペース次第だが1分7秒0前後の決着になると予想。
去年より馬場は速いので、去年のレースで先行していたママコチャとマッドクールが人気を集めるのは必然・・・。
鍵は当日の馬場傾向に尽きると思っていて、もしかしたら速い上り(前残りではなく)が重要になる馬場へ傾く可能性があっても?。
展開予想として逃げ候補はママコチャ、マッドクール、ビクターザウィナーあたり。
特にママコチャは前年より落ちている印象があり、それを補うために積極的に前で運ぶのでは?と思っている。
ピューロマジックは逃げる気が無いと予想。
出走各馬 評価
◎ ウインマーベル
○ マッドクール
▲ トウシンマカオ
△ ナムラクレア
(当日14時30分追記あり↓)
◎ ウインマーベル
まず去年の阪神C(1着)が好メンバーかつ高レベル戦であり、GI勝利に匹敵するくらいの価値を感じている。
そして異なるレース展開で異なる適性を要求される京王杯SC(1着)と阪急杯(1着)で勝ち切っているのも◎。少なくとも京王杯SCのレースレベルは高かった。
個人的には能力は負けていない認識で、「ベストは1400mだから」を理由に意外と人気していない印象。阪神Cを見るに好位で運べても・・・と思う。
○ マッドクール
前年より馬場は速いので、この馬を軽視するのは難しい・・・という点に尽きる。単純に考えて前が止まらない馬場になっている。
前年のスプリンターズS(2着)と高松宮記念(1着)はともに恵まれたレース展開(そういう脚質だが)で絶対的な存在ではないと思っていたが、その二走以上に今回は展開が向きそう・・・。
▲ トウシンマカオ
中山コースの内枠がベストの条件ではないのは承知だが、能力の絶対値は最も上だと思うので展開などは度外視して抑える。
直線で末脚を発揮できるレース運びをできるかどうかが鍵だが、もし速い上りを要求される展開へ傾けば勝ち切って不思議は無い。
△ ナムラクレア
この馬の能力について書くのは省略する。前走キーンランドC(5着)の内容は度外視している。
サトノレーヴ
函館SS(1着)とキーンランドC(1着)はともに時計的には及第点レベルであり、個人的には「他馬を不発にさせる能力があるのか」と疑いたくなるくらいに近二走は出来過ぎている。
この戦績で短距離界の新星としての期待を集めるならば疑っていきたい。
ビクターザウィナー
当日の馬場傾向が前残りならばこの馬を評価を上げるしかない。逆に期待値割れするくらいまで当日に人気を集める気もするが・・・。
ママコチャ
前走セントウルS(2着)は2~3勝クラス級の内容であり、休み明けが免罪符になるが、やはり状態は前年より落ちていると思っている。
馬場が速いというだけで軽視は禁物だが・・・。
まとめ
能力は負けていない◎ウインマーベル
高速馬場なので先行馬の○マッドクール
能力上位の▲トウシンマカオ、△ナムラクレア
当日の馬場が単純な前残りでないことを祈る。その場合(でなくても)は追記する予定。
追記
(当日14時30分追記)
2024/9/29(日) 中山
7R 1勝クラス 芝2200m
2:13.4(3F:34.6) 標準-2.3
9R 2歳OP 芝1600m
1:35.2(3F:35.2) 標準+0.3
芝は高速化
1200m換算で-1.2秒くらい
クッション値推移の9.4→10.1が示す通り、前日より芝は高速化している。
7Rが2勝クラス級とも思える好時計で決着。それでいてラスト2Fも11.3-11.6の速さなので馬場はかなり速い。
9Rは47.8-47.2でややスローペースとはいえ速くないタイムで決着。この結果をどう捉えるべきか難しいが、最後に接戦になっているのでレースレベルが低かった可能性が高い。
単純に前が残る馬場であり、狙いとしてはとにかく逃げ先行馬になる。
能力上位かつ展開が向く◎マッドクールを中心視。次点でハナを奪える前提で○ビクターザウィナー。
上記2頭以外としてはママコチャとサトノレーヴは過剰人気と捉えて、▲ウインマーベル、△ナムラクレア、△トウシンマカオに期待。
最終的な印は以下
◎マッドクール
○ビクターザウィナー
▲ウインマーベル
△ナムラクレア
△トウシンマカオ
出走馬 参考レース
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?