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『時ノ栞書店』オススメの本をオススメしたい(*'ω'*)

本屋さんが大好きな まいぱんだ です。

今はまだ実際に行くことはできない本屋さんなのですが、とっても素敵な本屋さん。それが『時ノ栞書店』です。

その店主 ちあきさんのオススメの本を読みました(*´ω`*)

もうひとつの居場所の物語の本♪

特に 伊吹有喜さん 「雲を紡ぐ」は本の世界にスッと引き込まれて夢中で読みました。
ネタバレをせずに上手にあらすじを書くというのがどうも苦手なので、感想を書いておきます(*'ω'*)
まずは糸紡ぎや機織りが興味深かったです。
職人さんってホント憧れます。なにかの職人さんになりたい。
あとは娘と父親の視点で交互に描かれているので、時に家族間でのすれ違う想いにもどかしさを感じました。まぁ実際こういうすれ違いって多々ありますよね…
物語が進むにつれて家族が新しい形というか関係になっていくのが印象的で、生きる道も家族の在り方も正解が一つあるわけじゃなくて。
道はたくさんあると気付かせてもらえて前に進む勇気がもらえました。

続いて、ホッとする喫茶店でコーヒーを飲みながらお客さんの話を聞いているような気持ちで読んだ八木沢里志さん「純喫茶 トルンカ」「幸せの香り」

人と人の縁を感じる本でした。(写真は続編のほうで、1冊目の純喫茶トルンカは画像に残す前に図書館に返しちゃいました…)
人間関係ってとっても複雑で色々とあったりするけれど、やっぱり人と人のつながりっていいなぁと思いました。
人との出合いも大切にしたいし、今周りにいる人達も大切にしたい。
なにより純喫茶トルンカのホッとできる温かいお店の雰囲気が好きです。

最後に 湯本香樹実さん「ポプラの秋」

大家さんのおばあさんがすごくいい。
言葉にすると短いけれど「いい」んですよ。
語彙が少なくて表現しきれないけれど人の心を救うってすごいなって。
「おばあさん」と呼ばれる年齢の人達の力ってすごいなって思います。
心が広くて温かくて落ち着いていてユーモアもある、なんというか年齢を重ねたからこそできる関わりがあるんですよね。
ふとかなり前に読んだ「西の魔女が死んだ」という本を思い出しました。
あの本もおばあさんが出てきたなぁ。


どの本も生きる希望や人との温かなつながりを感じられて、今の時期に読むのにぴったりな本ばかりでした。
ちょっと今つらいなって人も、そうじゃない人にもオススメの本ばかりです。

そして、ちあきさんの書かれていた「もうひとつの居場所」って大事だなって思います。
家族(家)、仕事(職場や学校など)以外にもホッとできる居場所があるといいですよね。
私にとってはnoteも「もうひとつの居場所」のうちの一つです。
きっと『時ノ栞書店』もそんな温かい場所になっていくんだろうなぁ(*´ω`*)そっと応援しています✨

最後まで読んでいただきありがとうございました♪とっても嬉しいです(*^^*)