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1994 / 東北生まれ、東北育ち。 宮崎に来て5年目になります。 自然派ワインを造る…

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1994 / 東北生まれ、東北育ち。 宮崎に来て5年目になります。 自然派ワインを造るワイナリーで働きながら無農薬の野菜も育てています。 食、ワイン、畑のこと、日々の暮らしの記録🕊️

最近の記事

おばあちゃん仕事

今年も大好きなこの季節がやってきました。 干し柿です。 毎年3回ぐらいに分けて50〜60個ほど干します。 今年はワイナリーの畑に吊させてもらいました。 剪定を終えた葡萄の木の間にちょこんと。 美味しくできますよーに! おしまい

    • ちょうどいいを知る

      有機農業の歴史がある町のひとりの生産者として、無農薬の野菜とワイン造りに携わってきて4年。 爪ブラシでも落としきれない砂といつもガサガサな手。 油断すると砂まみれの顔。 予洗いしないと洗濯できない靴下が毎日。 時には泥だらけの仕事着。 自分の目で見て耳で聞いて体で経験して、はじめて自分の口から話せるような人になりたいと思ってました。 生産現場にいることで、いろんな知識がつきました。 オーガニックの食材に携わるひとりの生産者として、「健康」というものには元々興味があるし、

      • 2023vtスタート

        8月の上旬から2023年のヴィンテージがスタートしました! 収穫→仕込み→収穫→仕込みのエンドレス。 ほぼ1ヶ月休みがなく収穫と仕込みの毎日が続きます。 日が昇る頃に畑に出て、遅い時は日付が変わるまで仕込みをしている時も。 体感は3ヶ月ぐらい。濃くて長〜い1ヶ月。  今年最初の収穫は「ブラックオリンピア」いう品種の葡萄です。 これをしゅわしゅわ系のペティアンに仕上げていきます。 朝6時から収穫をスタートし、通常仕込みは翌日以降になる事が多いのですが、なんとその日は仕込

        • 直感を信じること

          ちょうど4年前の7月に宮崎に来て、退職する事を決めました。 実はその前にも退職届を出したことがあって、その時部長に「そんなに急ぐことじゃないし、もう少しゆっくり考えてみたら?」 と言われて、一度出した退職届を引っ込めてしまったことがあります。 高校生の頃から憧れだったスポーツの仕事をできて、あと1年で2020年の東京オリンピックに関われるかもしれないという時。安定した職場で何事も順調に進んでいました。 でも宮崎に行ってから、心のどこかでずっとモヤモヤしていたんです。

        おばあちゃん仕事

          水道水がおいしい

          毎日35℃近くまで気温が上がる宮崎はとにかく暑い、暑い、あつーーーい!!! サウナに行かずとも天然サウナ状態です。 これぐらいの暑さになると毎日4ℓ近くの水を飲みます。それでも足りないぐらいなのですが。 田舎の水道水はおいしい よく耳にする言葉だけど コレ、本当だと思うのです。 わたしがいる綾町という町は山に囲まれています。もちろん少し歩くと所々に湧水もあってその湧水ももちろんおいしいのですが、 水道水が普通においしい。 喉につっかえるような感じがなく、 すぅ〜

          水道水がおいしい

          自然との共生

          無農薬でワインを造ることの難しさを日々感じています。 例えば、いわゆる害虫と呼ばれる虫たちは葡萄の葉っぱを食べたり、実に穴を開けたり、あの手この手で様々な悪さをしてきます。 農薬を撒けば虫たちの攻撃から葡萄を守ることができるのですが、わたしたちのワイン造りでは農薬は撒きません。 ただでさえ、高温多湿でワイン造りに向いていない九州で、そして台風の通り道でもある宮崎で自然派ワインを造ることは本当に難しいと日々感じています。 では、薬を撒かずにどうしたら葡萄たちを守れるのか

          自然との共生

           再スタート

          2020年の7月7日にnoteをはじめてみたものの3日坊主で終わってしまい、3年越しに再スタートすることにしました! 再スタートしようと思ったきっかけは、何気ない毎日こそが自分にとっていちばんの幸せなのに、ただ過ぎていくのがもったいないと思ったこと。 普段は無印のノートに日記をつけています。 実際に3年半続けてみて自分を客観的に見れて良いなーと思う反面、なかなか自分の膿を出すようなことまではしないのでこのnoteには普段の日常と、時には膿を出すようなぼやきというか、感じた

           再スタート