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クリスマスはつれないけれど、一歩いっぽやってくる


クリスマスっていいよね。

街がイルミネーションで彩られてキラキラしてるのもいいし、「クリスマス」とか「サンタさん」とか言うだけで子どもたちの目もキラキラしてくるのをみるのも、とってもいい。

この前の土曜日は、夫が午前中用事でいなかった。だから、家で過ごすことになっていて、

「そうだ!クリスマスツリーかざろう!」

って提案したら6歳の長男は大喜びしてた。

3歳の二男は、

「つりーって、おさかなつるやつ?」

とマジボケをかまし、

「クリスマスはつれませーん」

と母から突っ込みを受ける。ツリーが何者か理解したあとは、「クリツマツ♪ったらクリツマツ♪」とわかりやすく浮かれて踊っていた。

1歳になったばかりの三男は、去年のクリスマスは生まれたばかりだったから、実質はじめてのクリスマスみたいなものだ。だから、はじめて手にしたオーナメントを箱ごと床にぶちまけてもいいよ。

こういうふうに寛大になれるから、クリスマスっていいよね。


ところで、世の中には「アドベントカレンダー」ってものがあって、クリスマスまでの間、1日に1つずつお菓子を食べつつ楽しみながら過ごすんだって。すごくいい習慣があったもんだよね。ささやかに少しずつ楽しむっていうのが、とても素敵だと思う。

noteでも、仲よくしてくれているルミ姉さんがこんなたのしい企画が立ち上げてくれている。

みんなでクリスマスムードを盛り上げてく感じ、とってもあったかくて、すごくいいよね。


∞∞∞∞∞


ところで、私は最近、紙コップに凝っている。

note酒場で子どもたちが紙コップで遊び狂ったあの日から。紙コップが、シンプルな中に無限大の可能性を秘めていることに気がついてからずっと。


ハロウィンでは、紙コップにお菓子を入れた宝探しをやったりもして、息子たちはもちろん、私もとても楽しかった。


そんなわけで今回も、クリスマスに向けて紙コップで子どもたちと遊びたい。

うーーーん、と頭をひねって、紙コップでアドベントカレンダーをつくって、オーナメントとしてクリスマスツリーに飾るっていうのはどうだろうと思いついた。

思い立ったが吉日。100円均一で前もってミニ紙コップやらクリスマスぽいシールやらを取り揃えておいた。こういうときだけ、準備がよい私。


今年は長男が即戦力になってくれて、もみの木をあらかた組み立ててくれたし、長男と二男とで、意外とバランスよくオーナメントも飾ってくれた。

末っ子が興奮してツリーを根こそぎ倒しにいくんじゃないかなんて心配していたんだけど、意外とそんなことはなかった。もみの木の1番下に飾られた、ハートの金色のオーナメントを、ひかえめにハムハムするくらいだったので、むしろかわいくていい。

息子たちがツリーをかざりつけている間、私は準備。

小さな紙コップのふちにハサミを入れて、ちょきちょきと半周ほど切り、1.5cmほど残しておく。反対側も同じように切ると、バケツの取手のようになるから、テープでつなぎ合わせておく。

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あとは、このミニバケツへ子どもたちが絵を描いたり、シールを貼ったりして楽しめる。

長男は工作も絵を描くのも好きらしく、集中してやっていた。私と手分けして、1~24までの紙コップをつくる。

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二男は1個だけ、赤いペンで「いっちゃんのかおだよ?」と似顔絵を描いていたけれど、「もうつかれたからやめる」と得意の自由人ぷりを発揮して、あとはシール貼り職人と化していた。


そうしてできた、24個のカップたち!われながら圧巻。

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ここからは、親ばかフィルター全開バージョンでお送りするのだけれど、ちょっと長男の作品がかわいいからみてほしい。

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左から、「2」はストライプのステッキをイメージ。

「14」は「1」はロウソク、「4」はツリーをイメージしているそう。

「18」の「8」は雪ん子かな?かわいい。

見えにくいけど、「21」の「2」は氷でできている。少しも寒くないわ。

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そしてこれ。

「16」の「6」がサンタさんになっていて、私はひとり悶絶した。絶妙な表情がいい。長男、天才かもしれない。

なお、二男によるシールの貼り方がひじょうに大胆かつワイルド。


午後にはみんなでスーパーへ行き、あーだこーだと揉めにもめつつ、一口サイズかつ個包装のお菓子(ラムネやキャラメル、マシュマロ、ガム)を買ってきて、カップにつめた。

そして、末っ子の餌食にならないように、ツリーの半分から上にカップを飾って、今年のクリスマスツリーが無事に完成した。上半分がボリューミー!

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一応、お約束として、

・その日のお菓子だけ食べること

・ごはんの前には食べないこと

としておいたんだけど、楽しみすぎたらしく12月1日にはさっそく朝起きてすぐに食べてた…。

まだ日にちの概念を理解しきっていない二男は、

「2の日に、2コ!たべる~!」

とぐずっていたけど。

クリスマスキャロルが流れる頃には、そこらへんもちゃあんとわかるようになっているのではあるまいか。(なっていてほしい)


1日に1個ずつ。

一歩いっぽ、近づいてくるクリスマス。

子どもたちと一緒に、この特別なキラキラの期間を楽しんでいきたいな。

やっぱり、クリスマスのアドベントカレンダーって、とてもいい。

〈おわり〉


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