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ジェンダー秩序の変遷

小学生のとき、調理実習やミシンの授業は女子だけのものでした。
中学生になって技術の授業で男子と一緒に塵取りをつくるのにはんだづけしてすごい楽しかったのに、
高校の寒稽古で男子は柔道、女子はレオタード着て創作ダンスに別れてた
男女平等と、昔ながらのジェンダー秩序が交錯する世代だった

少し下の世代の教育では、男女の垣根がすごく低くなって、それ故現代の20代男性の家事育児参加に対する意識はすごく高いという。(スキルはまた別の話)

そして今。お父さんが朝食をつくり、お母さんが洗濯を。(夫婦の絆は山へ芝刈りにいったおじいさんと川で洗濯のおばあさんにも負けない!)



建設現場にいるお父さんと、打ち合わせ中のお母さん
僕は犬の散歩をして、食卓を整えて、お料理はお母さん。お皿洗いをするお父さんは「いっしょにやって、早く終わらせよう」

女性が仕事をすることは当然で、そのための役割が子どもたちにも男性にもある。ゆとりがうまれて家族の団欒がある。
極めつけは、子どもが寝たあとに夫婦で会話する時間がある!



高度経済成長からバブルの時代を支えたリゲイン戦士はいまどこへ。私の周りも、仕事の出来る男性ほど家庭への参加度合い(貢献度合いとは言わない。価値観の相違)は高く、仕事も家庭も自分のペースを掴めない人はガラパゴスへ

産め育てよ働けと多くのタスクが女性に課される時代の次は、男性のキャパシティが試される時代が来てるんだなと、息子の家庭科の教科書を眺めて妄想する金曜の夜

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