なかの まいこ

noteディレクター(公共・教育担当)をしています。|note社←ビジネス系出版社(2…

なかの まいこ

noteディレクター(公共・教育担当)をしています。|note社←ビジネス系出版社(2年半)←小学生向けの教材編集(10年)|フィクション、ノンフィクションどちらも好きです|年に1回梅干しをつくります

最近の記事

日本橋をくぐった

先日、神田川クルーズに参加してみた。 寒さに震えながら日本橋をくぐる。 川から見上げる街や橋や電車は、とても新鮮だった。 本当はもっといくらでも写真スポットあったのに、途中で撮るのを忘れてしまった。(↑実際のルートは隅田川に出る前にもっといろいろあります。かなりすっ飛ばしてます)橋の下をたくさんくぐって、電車もたくさんみた。解説してくれる添乗員さんの話がずっとおもしろくて、「へえ〜」を言い続けた90分。おすすめです。 以前、仕事で通っていた日本橋付近。川をつたってこんな

    • 最終面接で言いたいことが言えなかったあの日から

      その会社の最終面接は、圧迫面接という噂だった。 私が就活をしたのはもう15年くらい前のこと。いまほどSNSが当たり前の時代ではなかったけど、それでも先輩や同級生からの情報とか、就活関係の掲示板とか、いろんな情報が飛び交っていた。 「圧迫面接のときは、何を言われても動じず、喋りすぎないで端的に質問に答えるべし」と、どこかの誰かが言っていた。誰だったんだろう? 誰が言ったかも覚えていないそのアドバイス通り、私は「何を言われても動じないぞ!!!」ということだけを心に面接に向か

      • どうでもいいことを考えたくなる病、そして交換日記について

        「おまえは変態だからな」 かつての上司に言われた。褒め言葉だと思っていて、ときどき思い出す。(セクハラとかじゃなくて。真面目な顔でくだらない企画を出した時に言われたのだと解釈している) そんな私も、1日の大半は仕事なので、大抵のことは真面目で真剣である。でも、考えすぎて「ああああああ〜〜〜〜〜〜〜どうでもいいこと言いたい考えたいいい〜〜〜〜〜」と叫びたくなる瞬間はないだろうか。私はある。今日、なぜか急にそんな気持ちになった。それで、変態なのかなって思い出した。 真面目コ

        • noteフェスを終えて、ごくごく個人的な記録

          note CREATOR FESTIVALが無事に終了しました。 「つくると、つながる!」がテーマだったお祭り。参加者のみなさんが即座にレポートしてくれたりコメントしてくれたり、本当に、つくるとつながるんだなあ!ということを実感した4日間。 セッションの内容はたくさんの人にレポートしていただいているので、ここでは個人的な雑感を記したいと思います。 モデレーターもっと上手になりたい自分自身でもセッション終了後に気づいたのですが、「いわゆるモデレーター」をやるのは初めてのこ

        日本橋をくぐった

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          人生でいちばん企画力があったのは小学生のときだったかもしれない

          小6のとき、公園にいたネコに「まこちゃん」と名前をつけたことがあります。 命名の理由は、「シャ乱Qのまことに似ていたから」(敬称略)。 こんなこと、わたし一人では思いつかなかったはず。一緒に公園に行った友達が、天才的におもしろかったんです。まこちゃんの可愛さにはまってしまったわたしたちは、歌をつくりました。当時のキャンパスノートの表紙には、こうあります。 まこちゃんメモリ〜 <シャ論Q結成> byたいせー ※一緒に企画した友達は、もちろんボーカルつんくさん(設定)です

          人生でいちばん企画力があったのは小学生のときだったかもしれない

          サラリーマンと「梅干し休暇」。

          「梅干し休暇がほしいよね」そんな会話をしてから5年。 今年はリモート勤務なので、梅雨明けの気持ちのいい日に梅が干せた。 ていねいな暮らしとは程遠い生活をしているくせに、梅干しだけは毎年作っている。それは、すてきな先輩たちの影響だ。5年前、「梅干し品評会」に参加したことから、わたしのささやかな梅干し生活が始まった。 会社の昼休みに白米を持ち寄った「梅干し品評会」「明日の昼、白米持参で集合ね」と先輩に言われた。梅干しを作っている先輩2人が、去年と今年の梅をそれぞれ持ってくる

          サラリーマンと「梅干し休暇」。

          「仕事はシンクロナイズドスイミングだよ」

          新卒で入社した会社は、いま思うととっても教育熱心だった。 教育の会社だからというのもあるかもしれない。仕事をする上で大事にしていることのいくつかは、最初の1〜2年に教えてもらったことだ。 涙なしには読めない「ワタキロ」新入社員は毎日の終わりに「私の記録」、通称「ワタキロ」を書く。B5、1枚のフォーマット。それは新人じゃなくても書いていいものなのだが、毎日書くのは新人くらいだ。そして当時はなぜか「手書き、しかもボールペンで書く」ルールだった。B5サイズの決められたスペース。

          「仕事はシンクロナイズドスイミングだよ」

          タクシー運転手の松井さんは爽やかなだけの男じゃない

          大人にもオススメしたい児童書についてのおはなしです。 あまんきみこ先生の『車のいろは空のいろ』を読んだことはありますか? 大大ロングセラー作品なので、ご存知のかたも多いかと思います。 『車のいろは空のいろ』は、タクシー運転手の松井さんが主人公で、さまざまなお客さんを乗せながら展開するシリーズものです。 その中の「白いぼうし」という作品は、小学4年生向けの教科書にも掲載されています。しかも1社ではなく複数の教科書会社さんで採用されているので、「子どもの頃に学校で習った」と

          タクシー運転手の松井さんは爽やかなだけの男じゃない

          人生を変えるたった1回の授業

          あの日あの授業を受けられただけで、大学に行った意味があったと思っている。 そう言ったら、学費を出してくれた親に失礼だろうか。 大学2年生のときのこと。当時19歳か20歳。なぜか土曜日の授業をわざわざ履修していた。授業名は忘れてしまったけど、教壇に立つ先生の姿はぼんやりと覚えている。 それは「人生を変える1冊の本」を紹介してくれた授業。 授業の中で先生が熱弁していた本。元FOCUSの記者、清水潔さんの「桶川ストーカー殺人事件ー遺言ー」(新潮文庫)は、人生に影響を与えた本

          人生を変えるたった1回の授業

          真面目すぎて「おまえんちテレビあるのか?」と聞かれた話

          昔から、黙っていても初対面でも、「真面目」だと思われる。 思春期のころ、それが苦痛だった。 中学生のとき、厳しくて有名だった部活の顧問にやけに気に入られた。目をつけられるよりはいいと思うかもしれないが、勝手にハードルが上がったり性格を決めつけられたりするのは、いいことばかりじゃない。 練習の休憩中かなにかのとき、「おまえんち、テレビあるのか?」と言われたときは意味不明だった(すごい失礼だ)。 いまでこそ笑えるが、思春期の若者にとって「真面目」がいいイメージばかりではない

          真面目すぎて「おまえんちテレビあるのか?」と聞かれた話